うつ病になって(4)〜2回目の退院から〜

退院してから、といか入院前から既に食事を作るということが無理になってしまったので、夕飯に宅配のお弁当を利用するようになりました。電話注文で冷凍で10食分くらいを宅配してくれるので助かりました。カタログがまず送られてくるので、そこから好きなお弁当を見て電話で注文する形になります。1食400~500円で栄養バランスの取れた食事が届くということで、退院時に病院の方に教えてもらいました。そして、たまに料理ができそうな時だけするという形になりました。一人暮らしだと本当にこういう事ひとつでも、なかなか大変だったりします。

そして、借りていたアパートの近くの系列のアパートにその時より家賃の安いアパートの空き部屋ができたことを発見し、引っ越します。距離にして200メートル。でも、家賃は数千円安い。引越し業者なんて頼まず、布団から家具一式などを母と一緒に徒歩で何回か往復して運びました。

収入がないので、ひと月数千円年間にして数万円は大きいです。そこから一昨年くらいまでは大した変化もなく、徐々に眠れるようになったりしたので、睡眠薬を少し軽くして様子を見てました。そして、一昨年の秋、医師から電気けいれん療法を受けてみる?と聞かれました。

1回目の入院の時、隣のベッドのおじさんや他に数人、その電気けいれん療法を受けていたので、なんとなく知っていたものの治るならと思って、受けることにしました。その提案をされたのが2019年11月頃。

それから、その時使っていた不安時の薬と睡眠薬全部が、電気痙攣療法を受けるにあたって中止しなければいけないということで、泣く泣く中止(′・ω・`)抗うつ薬も新しいのに変えてみました。

そして、とある出会いをします。偶然にも同じ薬を飲んでいた方とネットで知り合い、会って食事などして話しました。その方は九州のとある県で働かれていて、会ってみてすごいなと思いました。

そして、10ヶ月が過ぎ、2020年夏ついに入院(′・ω・`)

コロナ禍の中での入院ということで、入院前にPCR検査をされ、陰性ということで入院。

ただ当然だけど、中でも厳戒態勢なので、談話コーナー使用禁止。談話コーナーに置いてあった漫画・雑誌も撤去されており、各自が自分のスペースで横になってテレビを見るとか本を読むとかすることで時間を過ごすしかありませんでした。

そして、いよいよ始まる電気痙攣療法、通称ECTとは?!

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