アムウェイの料理会に行ったときの事を思い出しつつ考えた事

去年の12月。

私は、ある場所で
『なんでここに来てしまったんだ…』
という想いでいっぱいになっていました。

そこは、マルチで有名な
『アムウェイ』のお料理会会場。

なんでそこに行くことになったか…
というところから今日の記事は始まります。

シフォンケーキが上手に焼けなくて

コロナ禍初期。
緊急事態宣言が出て、子どもたちと長期間自宅で過ごすことになった私は、結構色んな食べ物を娘達と作りました。


もち米を炊いて、子どもと一緒にこね回してお餅を作ってみたり。
餃子をみんなでわちゃわちゃになりながら巻いてみたり。
ピザ生地を作って魚焼きグリルで焼いてみたり。

そんな日々の中で、何度やっても上手く行かなかったのがシフォンケーキ。

シンプルな材料で手軽に作れるケーキだと思って挑戦するも、穴ぼこになったり、粉の塊が出来たり…

何より、何度やっても膨らまない!
何故だ!

私はSNSにそういった、子どもたちと色んなお料理体験をしたことを上げていました。
そして「シフォンが今日も膨らまなかった」とぼやく日々。

緊急事態宣言があけて、子どもたちが学校へ行くようになっても、私はたまに子どもと一緒にシフォンを焼きました。

気まぐれに夫もケーキを焼いたのですが…夫の方がうまく作れるという事実が発覚し、悔しい思いをしたものです。
同じ本を見て同じ手順で作っているというのに何故私のシフォンは膨らまないのだーー!

そんなぼやきを日々していた私に
「次は膨らむはず!メレンゲをしっかり泡立ててみるといいよ」
など、毎回アドバイスをくれていた調理師の友人がいたのでした。

アドバイスに従ってまた作るも、どうにも満足いく膨らみが出ない。
シフォン、奥深い。

お料理会でシフォンケーキを焼くよ

ある日、その調理師の友人からLINEが届きました。

「今度、私がお料理をするところを見せるお料理会があるんだけど、その時シフォンケーキを作るんです。もし良かったら来てみませんか?
やり方を見たら、何か掴めるものがあるかも」

確かに、上手な人が作る料理を見ることによって、何かわかることがあるかもしれない!私は大喜びで行くと返事をしました。

パティシエを目指す長女も一緒に連れて行って良いか聞いたところ、勿論OKとの返事を頂き二人でお料理会に参加することに。

当日、待ち合わせの場所から会場へ移動する際

「私たちのグループはみんないい人ばかりだから緊張しなくていいからね」

と、言われました。

…料理のグループ?
何やら不安な気持ちがふつふつと沸いてきました。

「グループって何ですか?」

「アムウェイだよ」

アムウェイ。

その時私は、アムウェイが何かパッと思い浮かびませんでした。

でも、なんかこのフレーズはヤバげなものじゃなかったっけ?と思い始めたときに、料理会会場に到着。

嫌な予感をひたすら胸に抱きながらも、会場に入って席に着きます。

テーブルの上には色んな鍋が並べられており、その鍋を囲んでみんなが

「この鍋は良かった」とか
「この器具は素敵」とか
ほめたたえています。

そこで私はハッと気付きました(遅い)

アムウェイって「なんかやたら高い鍋を言葉巧みに売りつけてくるヤバイ人たちの集まりじゃなかったっけ?」と。

つまりここはマルチ会場!
一気に血の気が引きました。

やばい、帰りたい。

でもパティシエ志望の娘は
「シフォン♪シフォン♪」と
ケーキを作る準備をしている様子を楽しそうに観ています。ここで帰るって言ったら絶対イヤダと泣くでしょう。

無理矢理連れ帰るのもあまりに理不尽です。

だから私は、とりあえずケーキ作りを見て、試食して、娘が満足するまでは居ることを決意しました。
そして自らひたすら自分の心の中で唱え続けました。

「…鍋は買わない…鍋は買わない…」と。

確かに素晴らしい器具たち

調理師の友人はアムウェイの調理器具を使って、魔法のように料理を作っていきました。出てくる道具はことごとくアムウェイ。

電磁調理器もアムウェイ、メレンゲを自動で作ってくれる機械もアムウェイ、分量を量るカップまでもがアムウェイ、砂糖も油も、水(浄水器)さえもアムウェイなのです。

アムウェイって鍋だけじゃないんだね…!

”調理方法が参考になるも何も、この器具がないとそもそも作れないではないか…”
私はぼんやりとシフォンケーキのメレンゲが機械の中で自動でふんわりしていく様を見ていました。

手放しであっという間にメレンゲは仕上がっていき、その間に違う料理。
メレンゲが完成し生地を焼いている間にピザ生地を練って…

ほんの1時間ぐらいの間に、シフォンケーキとピザとシチューが完成。

本当に鮮やかでした。
どれも美味しかったし。

そして料理料理の合間に、商品のセールストークが挟まります。
この鍋は多重構造で無水調理が可能とか、電磁調理器は電気代を殆ど食わないとか、なんかそういった話。

その場にいる人々が口々に
「アムウェイは素晴らしい」と
言っています。

確かに、環境を考えているパッケージの仕組みなど、決して悪いものではないような印象の言葉が多かったです。

しかし、私はその間もずっと

「なんかよさげな気がしてきたけど、何も買わない…会員にもならない…
うちはそんな余裕もないし、私自身人に鍋を売る技術もない…」

…と、自分に言い聞かせ続けました。
そして誰とも目を合わせぬよう、ひたすら料理を見ていました。

そして一通り料理を食べ終わったころ、さすがの娘。
目的を果たした時点で、その場に居る事を嫌がり始めました。ナイス!

「娘ちゃん飽きちゃってるから、帰った方がよさそうだね」という声掛けをいただいて「そうですねっ!!」と全力で返事をするといそいそと私は帰る支度をしました。

「カタログ持って行って」と言われてアムウェイ製品が沢山載っているカタログをお土産に、私はその場から帰ってきたのでした。

会場から出た瞬間私が思ったことは
「助かった…」という事でした。

アムウェイについて調べてみる

一度「お料理会」というものに参加してしまった私。
今後またお誘いが来るかもしれない。
今度は娘さん無しでゆっくり…なんてなったら、断り切れないかもしれない。

だから絶対にもうお料理会には行ってはならん。

そう思った私は、もう誘わないで欲しいという意思を相手に伝えようと思いました。
どう伝えたらいいだろう?あまり相手を不快にさせて、何か悪い影響がないとも言い切れない。

その時の私はその友人に対して
「マルチやってるヤバい人」のイメージをすっかり抱いてしまいました。家も知られているから、もし何かあったら何か嫌がらせとかしてくるかも…なんて事まで考えてしまった。

なので、角が立たない断り方はないかと「アムウェイ 断り方」などをひたすらGoogle先生で調べまくりました。

調べたのは断り方だけではありませんでした。

訳もわからず、ただ否定するのは性に合わないのでアムウェイについても色々調べてみました。
私が調べた印象としては、そこまで悪質なものでなないということでした。

実際料理会で使っている様子を見ていても、調理器具の品質については本当に良いのだろうなと思いましたし、使い勝手も良さそうでした。
ただ、今私はそれを必要とはしていない。

新婚当初、張り切って料理をするんだとちょっと高い多機能オーブンレンジを買ったものの…
結局1年に1回クリスマスにチキンを頑張ってみたりするぐらいでほとんどの機能を使いこなせなかった私。

アムウェイの調理器具がいかに素晴らしいとしても、私は恐らく調理師の友人のように様々な料理を作ることはないでしょう。

使いこなせる人からしたら、あの道具たちは本当にスーパーアイテムだと思います。
おいしい料理がお喋りの合間にどんどん出来上がっていくのは本当に魔法のようでした。

ただ、使いこなせない人にとっては、単なる高い鍋であることも否めません。

つまり私にとっては、そこまでの価値が無いものだと。

価値観、なんて言葉がありますが、まさにそれで。

私には価値が無くても友人にとっては素晴らしい価値のものである。
調理器具に対する価値の観方が違う。
それだけのことでした。

調理師の友人は本当に「アムウェイが素晴らしい」と思って、私にただそれを知ってほしくてあの場に呼んだのだ。
調べていく中で、私の中の偏見が少しだけ和らいでいきました。

お断りのお返事を

夜、友人からLINEが来ました。

今日は来てくれてありがとう。娘さんもケーキを食べ終わるまで頑張って大人の中で待ってくれて嬉しかった。

そんなような内容の、感謝のLINEでした。

でも、アムウェイ製品を買うつもりがない私は、それに対して「お断りの意思」も伝えないといけません。

断るからには断る理由も告げなくてはいけません。

「お料理会の料理は美味しかった。調理器具も素晴らしいものなんだと思う。でもうちは今ある調理器具で満足しているから、アムウェイに求めているものは無い。

シフォンケーキの焼き方を知るつもりで行ったのに製品説明会のような場でびっくりした。
申し訳ないのだけど今後、お料理会には誘わないで欲しい…」

そんなような事を伝えました。

そうしたら相手は「本当にごめんなさい」と返事をくれました。

「最初は自分もアムウェイに苦手意識を持っていたのだけど…
自分が使ってみて、本当に素晴らしいと思ったし、アムウェイを使うことで仲間が出来て、それによって自分の出来る事も増えて。

可能性が広がったんです。

だからあなたにもそれを伝えたくて呼んだつもりだったけど、そんな気持ちにさせてしまって本当に申し訳なかった。
もう呼ばないので、安心してください」と。

ちなみにアムウェイ側で定めているルールとして
「アムウェイのお料理会」
であることを伝えずに、人を呼んではいけないことになっているそうです。

本部としては悪質利用者をしっかり取り締まっているそうで…。
結局マルチとしてアムウェイに対して悪い印象を持たせているのは、本当に金儲けしか考えていない悪質利用者。

それこそ私が最初に抱いていたような印象通り、言葉巧みに鍋を無理矢理買わせるような人々です。

友人からは何度かお料理会に誘われたことがあって…。
その、一番最初のお誘いで
「使いやすい調理器具でアムウェイというのがあって。その実演会を兼ねた料理会をよく開催している」
ことを伝えられていたらしい私。

私自身とても忘れっぽいので、その真偽は定かではありませんが、別に訴える気もサラサラないのでそれは構いません。

この件に関しては記事を読んで「その人規約違反だぞ」って言う人が出ないように書いた次第です。

悪質か否か

そもそも、あの会場が悪質であったかということ。
みんなは確かに口々にアムウェイをほめたたえていましたが、私に「買いませんか」とか言う事は決してありませんでした。

無理矢理囲い込むというよりは
「アムウェイが本当に好きで好きでたまらない人がアムウェイについて語り合う場」
によくわからない私が紛れ込んでしまったという感じ。

その話を聞いて私が
”アムウェイいいじゃん”
と思って鍋を買うとしても、それは騙されたとかではないんじゃないかなぁと思っています。

これを悪質ととらえるかは人それぞれですが、絶対買わないって思えば、買わずに済むわけですから。
料理は美味しかったし!

催眠販売?でしたっけ、その場の空気で買いたいようにしちゃうみたいな。それに当てはまるのかもしれませんが…
当事者である私は、悪質ではなかったと思っています。

友達同士でも結構ありますよね。

嵐が好きな友達の中に混じって、自分は嵐が好きじゃないって言えない空気みたいなの。

その中で「私嵐好きじゃないんだよね」の立場を貫くことはできます。

でも、それを貫けなかった人が
「自分も嵐好き」の仲間に入らされた被害者だ!と言うなら、私はそれは違うと思う。

自分で選べた筈ですから。

大切なのはその空間そのものが、悪質なのかってこと。

「嵐の曲聞きなよ!」と押し付けてくるとか「嵐ファンにならないなら友達やめる」みたいなのは悪質かなぁ。

でも「かっこいい~」と語り合うだけの場を作るのは悪質ではない。
そこに馴染めない人は無理せず離脱してください。
それだけだと思うんですよ。

嵐だろうがアムウェイだろうが、好きなものってあるじゃないですか。
仲が良い人と好きなものが一緒って嬉しい。

それがキリスト様だったらキリスト教になるし、ブッダ様だったら仏教になるし。

漫画やゲーム好きだったら、同じものが好きな者同士仲良くなるし、AKBだの坂だのが好きだったらCDだの握手券だの買うわけじゃないですか。

信者って言うけど、信じる者と書いて信者です。
信者がいれば宗教になるとしたら、無宗教なんてないのかも。
好きなもの、誰にでもありますよね。
だから多分、誰もが何かしらの信者です。

今回、私を誘った友人も好きなもの(アムウェイ製品)を信じているだけです。
きっと、本当に好きで、良いと思ったから知って欲しかっただけ。
そうでなきゃあんなに使いこなせないですもん。

私は推し売りなんてされなかった。
ただカタログを持たされただけ。
でも私は好きになれなかったからお断りした。

それって、どちらもいけない事ではないと思うんです。

ここに来てこの記事を書いた本題だよ

ここからかい!

というツッコミは無しにしていただいて。

私は「 #西野亮廣エンタメ研究所 」のサロンメンバーです。
何か先日、サロンメンバーさんのnote記事をきっかけに、西野さん叩きの方々が盛り上がっているようです。

西野さんは、台本付き映画チケットというものを3000円で販売しました。
サロンの中では3000円は原価。
それをさらにお高く販売することで利益を得られますよという触れ込み。

私は正直、世間への周知が浅い映画のチケット+公開前台本ならサロン外の人は3000円でも高くて買わないと思いました。
もしこれがジブリの新作なら、5000円でも安いと思えます。私は。

私としては、これはこの商品を通じて人と人が繋がるためのツールにするのが良いのだろうと思いました。
が、私にはそのツールを使いこなせないと思ったので興味が沸きませんでした。アムウェイの鍋と同じです。
私にはそのツールを手にいれるメリットが無いと思いました。

でも安いと感じる価値観の方もいます。
絶対買おうと感じる方もいます。
うまく儲けを出せる方もいるでしょう。
前の方で書いたとおり、価値観は人それぞれですから。

その台本付きチケットを、相当な覚悟を持って80セット買ったメンバーさんがいたらしいんですよね。

で、その記事を「もろマルチのやり方」って西野さん叩きのために晒し上げた人がいたんですよね。

それをきっかけに、なのか、それがTwitterで瞬く間に広がって…
まさに炎上してしまったそうなんです。

トレンド入りしていたから覗いてみたら、すごく悲しくなったんです。

だってその80セット買った人、叩いてる人に対してなんか悪い事したんですか?
チケット付き台本80セットに、自分の夢を託してみただけですよね?
それを、何で見ず知らずの人にケチョンケチョンに言われないといけないんですか?
自分なりの想いがあっての行動に対して「馬鹿みたい」とか「金の無駄」とか延々書きこまれる気持ち考えたことあるのかな。

その晒された方の上司もオンラインサロンのメンバーです。本人はショックで会社に出てこられなくなりました。
上司は今、必死で彼を批判する人に一人一人、言葉をかけて回っています。
悪意で人が死ぬかもしれないという恐怖を目の当たりにして、本当に怖かったそうです。マルチが怖い?私は、悪意の方が怖い。

一人一人は悪意なんてないかもしれない。
でもその言葉が一斉にふりかかるその人にとってはとんでもない量です。

”全体公開してるんだから何言われても仕方ない”って言ってる人もいましたが「モデルルームに土足で上がり込んで飲食物を持ち込んで食べ散らかす人のようだ」と思います。

「オープンハウスなんだから何されても仕方ないだろう」って言う人がいたら、「そうですよね」って言う人なんていないはず。
いくら開放されていても、困る事をする人の来場を拒む権利はあるはずなんです。

本人は名前も顔も出してるのに、叩く人は匿名で顔出しもなし。みんな簡単に本名入りのblogを拡散し続けます。本人にとっての苦しみはいかほどか。

西野さんのオンラインサロンはよく宗教だとか、西野教祖とか揶揄されることがあるそうですけど、宗教的だと言われると私もその通りだと思っています。

前述しましたが「信じる者」が信者だとしたら、です。

漫画だろうがゲームだろうがアイドルだろうが、何かを信じて救われてそこに自分が入り込むなら色んなものが宗教的。

ある一人の思想に共感した人が集まるオンラインサロンもそれと同じです。

でも、キリシタンでもないけどクリスマスは楽しむ人とか、収穫への喜びなんてないけどハロウィンは楽しむ人みたいな距離感でサロンに入っている人もいます。

ガンガン投資して賞賛し、応援するガッツリ系の人もいます。

その”信仰”度合いは人それぞれ。

アムウェイと同じで悪質な人も交じってますね。たまに変なDMが来ることありますし。

私は、西野さんが今までもずっと炎上を何度も体験した上で果敢にそれでも動き続けたことを本当に凄いと思っています。
妄信的に彼の言葉を全て信じることもないですが、生き方は最高にかっこいいなと思っています。

だからこそ、周りに流されて叩いてる人がいる事が悲しいです。
西野さん叩きをしたいがために、1人の純粋な若者をまつりあげて冷たい言葉を投げつけている人がいることが悲しいです。

私がアムウェイをよく知らないとき、友人を「なんかヤバイ人」と勝手に決めてしまったように、良く知らないままで「みんながヤバイって言ってるし」「西野サロンだし」って理由だけで今回の炎上が起きたなら…

「まずはちょっと知ってみろよ」と言いたい。

あまりしつこくここでは書きません。
興味が沸いた人は調べてみると思いますし。

ただ、知りもしないで
「みんなが言ってるから」
って理由だけで叩いてる人。

それは「西野嫌い教」の教祖にうまい事踊らされてるだけってことにも気づいた方がいいと思います。
西野さんを嫌いな人が悪意を持って切り取った情報を鵜呑みに信じてる「信者」になってるわけですから。

漫画と言えばの話

自閉症育児をしているmoroさんという方がいます。
コミックエッセイで育児漫画を描いていたのですが、それが過去炎上。

誹謗中傷に身バレ、それがネット上で行われたと。
moroさんは本当に苦しい思いをしたそうです。

ですが、その誹謗中傷をしていた人に対して訴訟を起こし、勝訴したとのこと。
そしてそれを今漫画にしているのです。

匿名掲示板で一方的に相手をタコ殴りにしていたその人は、訴えられて負けました。

そして、悲しい事ですが、この漫画で触れられているmoroさん叩きの掲示板。

そこをちょっと覗きに行ってみたところ…今度は、moroさん叩きを先陣切ってやっていた人叩きの場に変わっていました。

「あの人何言ってんだって思ってたよ」

「負けたとたんここに顔出さなくなったなんて」

「謝罪も何もしてないなんて最低」

匿名って恐ろしいですね。

一緒になって叩く方に回っていた人は、立場悪しと思った瞬間アンチからアンチ叩きに変わっていたんです。
匿名なので、同じ人が身を翻しているかはわかりません。
でも、結局違う人を叩く場になっているのはやはり悲しいことです。


ざっくり見ただけですが、多分掲示板で今も尚moroさんを叩き続けている人はいないと思います。
そりゃそうですよね、訴えられたら大変です。

これからは、こういう時代になっていくんだと思います。

今回、西野さんを叩いている人も。
世間がどう変わっても「西野嫌い教」でいられるのでしょうか。

よく知らずに叩いている人は、とりあえず…今公開中の映画「 #えんとつ町のプペル 」を観に行ってみるのがいいんではないかと思います。

西野さんの経験と思想がめいいっぱい詰まったものなので。

映画を見てもやっぱりそのメッセージを受け入れられないなら、それはそういう価値観なんでしょう。それはそれだと思います。

仮に受け入れられない価値観だとしても、それならそっと自分が離れていけばいいことで。
それを応援したり、好きだと言う人を否定する必要は無いんじゃないかな?と、思います。

アムウェイの友人との後日談

断りのLINEをした後、数週間して。
友人が突然家にやってきました。
私は一瞬、何をされるのかと身構えてしまいました。

(まだ悪い印象がぬぐい切れていませんでした)

…が、友人はただひたすらに謝罪をして帰っていきました。

良かれと思って勧めただけなのに、嫌な気持ちにしてしまってごめんなさい、と。
でも、ちゃんと伝えてくれてありがとう、と。
そうやってまっすぐ伝えてくれたから、自分がしてしまった失敗に気付けました。それを直接伝えたくて、家に来てしまった、と…。

そして手作りのスイーツを子どもたちにプレゼントして、帰っていきました。

アムウェイと言うだけで、相手を色眼鏡で見てしまったことが恥ずかしくなりました。

ちなみになんですが、そのお料理会で見た「粉ふるい」のコツや、混ぜ方のコツ。卵の選び方。それに従ってシフォンケーキを焼いてみたら、なんと綺麗に膨らんだんです。

どうやら混ぜ方がちょっと良くなかったみたい。料理会に行ったことも、あながち悪くなかったようです。


そんなわけで今も、その人とたまにやり取りしています。
もちろん、アムウェイ抜きでね。

サポートいただけたらそれも創作に活かしていきますので、活動の応援としてぽちりとお気軽にサポート頂けたら嬉しいです。