創作裏話1
裏話は、Twitterで月曜更新したあとに公開していきたいと思ってます。
ネームと仕上げた原稿の違い、どうしてこうなったかなど楽しんで頂けたらと。
※ネームとは、マンガを描く前にざっくり画面づくりをするものすごくラフなもののことです
第一話はネームというよりは限りなく下書きレベルのデータしかないのでこれで。このまま行くつもりで結構ざっくりペン入れもしてあるのですが、何人かの方に見ていただいて、意見を取り入れてだいぶ変えました。
本来のネームはもっともっと雑です。
人の顔とか丸書いて目だけとかです。
話が進むごとにどんどん雑になると思われる。
単なるぶち抜きだった絵を、佳帆のキャラが伝わる表現に変更。
合コンの場面はカメラをちょっと引いて座席の感じや双方の様子がわかるように変えてます。
細かいセリフが結構変わってます。
「男が怖い」という設定があるにはあるのですが、本人が「怖い!」と言ってるのではなくて、そこら辺は微妙に無自覚にしておこうかなと。
あと4コマ目のセリフの変更は佳帆のキャラ設定的に、私的にかなり大きかったりする。自分軸と他人軸の意識の違いです。
あと、ペンも最初は「鉛筆」のタッチで柔らかに仕上げていくつもりだったんですが、アニメーターペンっていうのに変えてます。
このペン描きやすい。
諸事情でゆうたの名前とキャラデザが変わってます。
最初のキャラ紹介については「どれが誰を紹介してるのかわかりづらい」というご意見を頂いたのでブチ抜きコマをやめて区切りました。
恋人いない歴の表記も別にいらないと思ったので消してます。
裏設定的には、幸一以外の2人は失恋の痛手を引きずっていますが多分本編では出て来ない。
あとは、佳帆がこの幼馴染のメンツにいることが何となくわかるように4コマ目でひっそり入れてます。
あとは、佳帆パートは文字の周りのフキダシを黄色・男性陣パートは青になってます。場面転換があったときわかりやすいようにという工夫と、後半でこの色を使ってなにか演出出来たらいいなぁとうっすら思ってる。
各キャラの関係性が伝わるように描いたページ。
細々セリフも変わってます。
ここで描いておきたかったのは3人の力関係みたいなもの。
幸一は結構勢いがあって、すぐ手が出て、優太はふにゃふにゃしてるのでいじられがちみたいな…そこに適度な距離で智やんが入ってる感じ。
一番しっかりしてるのが智やんだけど、口に食べ物入れたまま喋るみたいなちょっとしたこどもっぽさもあるといいなぁと思ってモグモグさせました。智やんには頻繁にモグモグして欲しいと思ってる。
クールともぐもぐのコラボ。
幸一は最初殴ってますが、ほっぺひねりに変えたのは後々別な場面で何度か使うからです…!
…ということで、一週目の裏話でした。
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