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【ハンドメイド作家向け】すっごくシンプルな「値段の付け方」を試してみよう。

こんにちは。今日は"作品の値段の付け方"について、一緒に考えてみませんか?小難しい話は聞きたくないと思うんで… とってもシンプルな考え方「売上目標から逆算して価格設定をする」という方法を試してみましょう。

既に値付けが済んでいる方も、価格設定が適切かどうか、この方法を使ってチェックしてみてください。


1. まずは目標を決めよう!

最初に、月間でどれくらいの売上を目指すのか?を決めましょう。ということで今回は、「月間で10万円の売上を目指す」とします。次に、1か月でどれくらいの作品を作れるのかを計算します。例えば、月に30個作れるなら、目標の10万円を30個で割ると、1個あたりの売価は約3,333円となります。

月間10万円 ÷ 30個 = 3,333円

 

2. コストを把握しよう! 

次に、材料費と制作にかかる時間を確認してみましょう。例えば、1個のアクセサリーにかかる材料費が500円、制作時間が2時間だとします。時給を1000円と考えると、1個あたり2500円のコストがかかります。(みんな、ちゃんと制作時間もコストに含めるんだよ!)

材料費500円 +(時給1000 ✕ 2時間)= コスト2,500円

3. 利益を考えよう!

コストが分かったら、次はどれだけの利益を出したいかを考えます。例えば、1個あたりの利益を1,000円と設定します。そうすると、販売価格はコスト2500円+利益1000円=3500円となります。

コスト2500円 + 利益1000円 = 販売価格3500円

4. 売上目標と照らし合わせよう!

月間で10万円の売上を目指す場合、3500円の商品を30個売れば105,000円になります。これなら目標を達成できますね!(少し余裕を見て価格設定を行うとさらに安心です。)

販売価格3500円 ✕ 30個 = 売上10万5000円!

5. 市場調査もお忘れなく!

ただし、価格設定は市場のニーズや競合の価格も考慮に入れる必要があります。同じような作品が2000円で売られている場合、3500円は高すぎるかもしれません…。その場合は、作品の差別化やブランディングを行うことで値段に見合う商品、体験を提供する工夫が必要です。

さいごに

目標売上から逆算して価格設定をすることで、すんごく効率的に目標に向かって進むことができます。自分の作品の価値をしっかりと認識し、適正な価格を設定することが成功への第一歩です。ぜひ試してみてください。

価格のバリエーションについては、コチラの記事も読んでみてください。


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