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α7cII / α7cR / SEL1635GMIIを体験してみて


SONYが発表した3製品について

少し時間が経ってしまったがSONYが発表した製品は3つ

①α7cII

発表の前からそろそろ出るのではという噂が出た製品
2020年に発売されたα7cの第2世代目となり、α7IVをコンパクトにしたモデル


②α7cR

こちらも新しく出るのではないかと噂があった製品
でも、正直あまり信用していなかったがまさかRシリーズのコンパクトモデルが出るとは
ちなみにこちらは2022年に発売されたばかりのα7RVをコンパクトにしたモデルらしい


③SEL1635GMII

そしてまさかの新しいレンズも同時発表
既に発売されているSEL1635GMの第2世代目であり、スペックアップしながらも世界最軽量を実現した広角ズームレンズ


各製品の性能について

①α7cII
先程書いた通りα7IVをベースにしたモデルなので、α7IVと
そして第1世代のα7cの3機種それぞれのスペックを簡単に紹介

α7IV / α7cII / α7cR比較表(Excelで作成)

α7cと比べるとスペックがかなりスペックアップしていることが分かる
(その割には重量が僅かしか上がってないからスゴくない??)

α7IVと比較しても、小型化したので犠牲にした部分もあるかもしれないが
そういった部分はほとんどみられない
むしろスペックアップしてる点がちらほら

そしてこの機種はAIプロセッシングユニットを搭載しているので多くの被写体を認識できるようになったとのこと


②α7cR
こちらの機種はα7RVを小型化したモデルなので、α7RVと
そして先程のα7cIIの3機種を同様に比較してみた

α7RV / α7cR / α7cII比較表

α7RVと比較すると小型化したからか8K動画は非対応
(恐らく排熱の問題かもしれない)
でも、こちらも基本的にはスペックは変わらない

α7RVは2022年11月に発売したばかりのモデルだが、それが1年も経たずにコンパクトモデルが出るってエグすぎるでしょ??


③SEL1635GMII
こちらは2017年に発売された第1世代のSEL1635GMと比較

SEL1635GM(1世代/2世代)比較表

(そういえばレンズのスペックって実はあまり理解してない…笑)
第1世代と比較すると同じGMシリーズのレンズでF値も変更なしなので描画が変わるってことはなさそうだが、レンズ中身がスペックアップしながらも軽量化が実現している


SONYストアで体験

ここで紹介した3製品を体験すべく向かったのは銀座のソニーストア

地下移動で建物の写真撮るの忘れた(なので過去に撮ったものを😂)


SEL1635GMII


レンズの見た目はこんな感じ

第1世代の1635GM(上)と第2世代の1635GM(下)

既にパッと見で違いがあることが分かる
見る環境によっては見えずらいかもしれないので写真に矢印を追加したがフォーカスホールドボタンが上部に1つ追加されてる
また、レンズ下部に絞りリングが新しく搭載されている

そして、両方とも焦点距離を16mmの状態にしてるが
第2世代の方が伸びてないことが分かる

SEL1635GMIIを触ってみて
・GMシリーズであることやF値が2.8と第1世代と変わらないので描画が変わってはいないと思う(変わったとしても多分分からない)
・トップにフォーカスボタンが追加されたことで縦撮影がしやすくなってる(人によるが)
・絞りリングが追加されたことでF値を素早く変えられるようになった(写真に写ってないがクリック感を変えるスイッチもある)
・ズームイン/アウトしてもレンズの伸びが少なくなったので、ジンバルを使ったとしても重心が変わらずセッティングから撮影までがよりスムーズになる

今回はカメラを持参すればSEL1635GMIIを使った撮影が可能とのことなので
何枚か試し撮りもした


α7cII

お次はα7cIIだが、運よくSEL1635GMIIを使用する人がいないかったので、最新カメラ×最新レンズというものすごい贅沢な組み合わせで体験をした🤣


カメラ本体上部(上:α7c 下:α7cII)

第1世代と比較するとまずモードダイヤルがシンプルになり、その代わりに撮影(静止画/動画/S&Q)の切り替えダイヤルが追加された
そのため静止画だけではなく動画でもM/S/A/Pも素早く切り替えることが可能になった

そして第1世代には露出補正ダイヤルがあったが、今回はダイヤルはあるものの露出補正の数字がなくなってることが分かる
α7IVでもそうだが、ここは自分の好きな設定にカスタマイズすることが可能

あと個人的に気になったが、MENUボタンが若干右側に移動している
α7IVを愛用してる関係でつい癖で左手で押してしまったが、もしかしたら右手で押しやすくなってるかもしれない


カメラ本体(上:α7c 下:α7cII)

ここは特に大きな変更点はない

カメラ本体前面(上:α7c 下:α7cII)

シャッターボタン(電源スイッチ)のすぐ手前には新しくダイヤルが追加されていた(写真で矢印を入れたところ)
ここも自分の好きな設定にカスタマイズができるのでありがたい


α7cIIを触ってみて
・α7IVをベースとしてるモデルなのに重量は軽いので、ずっと持ち歩きたくなる
・自由にカスタマイズできるダイヤルが増えたので素早く設定を変えることができシャッターチャンスを逃すことは少なくなりそう
・小型ながらも動画撮影における手振れも強力なものなので、ZV-E1と間違えそう(笑)
・個人的には世界最強のハイブリッド機だと思う

そういえば、α7cIIにはタイムラプス機能がついている

前機種でも"インターバル撮影"という名前で機能が実装されてはいたが、より細かな設定ができるみたいでいずれこの機能を使ってみたい
(旅先でタイムラプスを使うことがあるので)


α7cR

最後は、α7cの高解像度verであるα7cR

正直見た目はα7cIIと変わらない
ただ、下の方を見てみると…

なんかついてる

これはα7cII/α7cR向けのアクセサリーで、本体下部に付けることでより持ちやすくするためもの
α7cRを購入すれば付属でついてくるが、α7cIIは別売りとのこと

ここでも贅沢にSEL1635GMIIを付けて体験

α7cRを触ってみて
・8K動画撮影は非対応だが、静止画はα7RVとほぼ同等なのでコンパクトサイズなのに高解像度の写真が撮れるのはすごい
・コンパクトの割にはグリップ感があるが、さらにグリップも付属されているので、α7cIIより持ちやすい
・Rシリーズでは珍しくバリアングルモニターなので縦撮影や自撮り撮影がしやすくなったと思う
・使いやすいが、どういった人をターゲットにしてるのかが分からない


総括

製品のハイスペック化&軽量化を実現できるSONYさんはエグいwww
(1回の新製品発表で3製品発表するのも結構エグいっすよ?www)


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