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コアJ-POPライブラリ 2. 宇多田ヒカル

さて今回は宇多田ヒカルを取り上げます。

なお今回の記事のリンクは全て2024年のベストアルバム「SCIENCE FICTION」の音源です。

90年代末、16歳でデビューした。
爆発的なヒットを記録したのがこちら。

「Automatic (2024 Mix)」
https://geo.music.apple.com/jp/album/automatic-2024-mix/1736076981?i=1736078486&itsct=music_box_link&itscg=30200&ls=1&app=music

まあ日本のヒットチャートに与えた衝撃は破壊的だった。
ブラックミュージックの要素にうまく日本語詞を乗せて、それまでのJ-POPにはなかったグルーヴでやってきた。
うるさくはない。雰囲気があってカッコいい。
そして詞が当時の少女たちに刺さった。
しかも本人は16歳。それでいて作詞作曲は自分。

それは売れる。
それから数年、この人は飛ぶ鳥を落とす勢いだった。

以降休んだりもします。疲れたのかな。

当時はヒットメーカーと見られていたが、この人、実は作曲のセンスが抜群にいい。
歌も大変上手い。
休みから帰ってきた宇多田ヒカルは、良質の、美しいポップソングを作り始めます。

2016年のこちらなどは、とても美しい旋律です。

「花束を君に」
https://geo.music.apple.com/jp/album/%E8%8A%B1%E6%9D%9F%E3%82%92%E5%90%9B%E3%81%AB/1736076981?i=1736077461&itsct=music_box_link&itscg=30200&ls=1&app=music

どうでしょうねえ、私が個人的に好きな一曲って言うと、2003年のこちらでしょうか。

「COLORS (2024 Mix)」
https://geo.music.apple.com/jp/album/colors-2024-mix/1736076981?i=1736079125&itsct=music_box_link&itscg=30200&ls=1&app=music

ドラマがある一曲ですね。
聞き流せない質量感がある。

たぶんこれからも良質のポップソングを作ってくれるんだろうなあと。
才能が枯れる気配がない。
歌姫というのはこういう人のことではないかなと思いますね。

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