過去作紹介-1

前置き

 ここに来るような人間はNoteについて大体わかっていると思うので詳細は省く。要するにTwitterだと140字の縛りがあるので書きづらいことを、ただただ無限に書き散らかす場だ。

 とりあえず自己紹介を兼ねてこちらの画像を見ていただきたい。

画像1

 私はこれらの作品の作者、ぴぴけという人物である。普段はTSFや強制コスプレ女装というあまりにもニッチな需要を満たす文章を書いている。最近は他のジャンルにも手を出したり、ドルフロ(ドールズフロントライン)というゲームの二次創作を行ったりもしている。
 今回の議題はこれらの作品――とりわけ、上の画像に示したものについてだ。Pixivのダッシュボードを用いたことがあるならば、これらの作品がブックマーク数によってソートされていることが読み取れると思う。乱暴に言ってしまえば私の作品の中で特に人気の作品という訳だ。
 ところで、ここで各々の投稿日時を見てみると、意外にも2018年の作品が多く並んでいることがわかる。細かいことを省いてしまうと、古い作品でも読者に人気のあるものは案外多いという訳だ。
 しかしながら、Pixivは古い作品をスコップするのにはあまり向いていない。検索も人気順検索はプレミアム会員限定の機能であるし、作者ページから探しても、古い作品は埋もれていってしまう。
 そこで、今回は私の過去作の中で、特に人気であったり、私のおすすめであったりの作品を何本かピックアップして皆様に紹介してみたいと思う。この記事を読んで私の過去作を再び読み返したり、或いは発見して頂ければ幸いだ。

人生交換メール

 作品リンク

 私がAAAという名義で活動していた時、一番最初に投稿した作品である。だから深い思い入れがあるかと問われれば……うん、まぁ。はい。そんな感じだ。
 全体的に文章が拙いという点は否めないし、文頭下げや改行といった最低限の体裁も整っていないため、今見ると読みづらいという印象を受ける。しかしながら、他の作品と比較して、作品に対する執着というか、妄執というか。ともかく剥き出しの刃物のような感慨を感じられるのも事実である。
 この作品を投稿している時期に、「イラ」という方の作品を読み、触発されて書いたのがこの作品である。よく見ると随所にオマージュが見える。

テレフォンクラブ

 作品リンク

 AAA名義で書いていたころの作品である。このころはまだメモ帳を使って執筆していたので、やはりまだ体裁がぎこちない。
 というかメモ帳で10000字以上の文章を書くのは本当に苦行なので、もし何かを書こうという方がいるならばGoogleドキュメントなどを使用した方が明らかに良い。
 作品の内容としては、まだまだイラさんの作品に強い影響を受けているという印象を受ける。しかしながら、読者に使いやすいようにハートマークを散りばめるなどの進歩も見える。

2.5Dの狂演

 作品リンク

 すべての元凶である。
 作品テーマはVTuber――ではあるが、肝心の私はVの者についての知識を一切有していなかったし、今となってもほとんど見たことがない。そもそも普通のYouTuberですら殆ど見ないのだから、結果は推して図るべしだ。
 それはともかくとして、この作品は非常に書きやすい作品である。何故ならば作中において、あらゆる人物に名前を付ける必要がない。被害者たる男性の一人称で進むこの作品は、加害者たる女と、傍観者の視聴者のみが登場するという構造であり、加害者の女の言動に関しては私の最も得意とするありとあらゆるものを嘲笑する不審な女そのものである。どのように変化させるかが定まれば一気に書き上げられるうえに、なかなかどうして読者受けも悪くない。
 しかしながらやはり何本も書くと普通につらいし、2.5D_onair!!は普通に冗長になり過ぎたので何事も限度が大切である。

屑と滓

 作品リンク

 今回の過去作紹介において、絶対に外せないと考えた作品がこれである。折に触れて紹介している作品であるが、今一度詳しくこれについて話をしたい。
 この作品はかなり明確な前後編の構成になっており、ゆえにやや歪な構造が目に付く。前半は入れ替わった元の体との決別であり、後半は入れ替わった相手の残したものの後始末である。故にこれは分割するべき作品であるのだろうが、一気に書き上げてしまったから仕方がない。
 表現技法としてはAAA作品特有の難解かつ冗長な表現の極致ともいうべきそれで、読者にとにかく優しくない。2.5Dのようなある種即物的な作品とは対極である。しかしながら私はそういった表現が好きなので只管に漢字で閉じて己の賢しさを誇示するようなそんな文章を書き連ねてやるからな!!!! という気分でこの文章を書いた。後悔はしていない。
 後半のTS百合パートも完全に好みである。殺伐として剣呑な雰囲気の中で丁々発止のやり取りを繰り広げる女どもが好みなのである。この手の作品は他に何本か書いているが、TS百合の大半はあまあまゆりえっち♡みたいな奴ばっかりなのでTS殺伐百合はもっと増えてほしい。切実に。

終わりに

 いかがでしたか?
 私は今「いかがでしたかブログ」みたいないかがでしたか? ができたので非常に満足しています。死ぬまでにいかがでしたブログが書きたい人生だったので。
 こんな感じで不定期にいろいろ書いていけたらなーと思っています。フォロワーの皆さんからしても、こういう文章が散逸している状況はあまり良くないでしょうし、noteに書き溜めしていけばあとで参照もしやすいですし。

 それはそれとして私は虚栄心にまみれた人間なので、フォロワーや読者は無限に増やしたいと思っています。どうかこの文章を片手に私のことを布教してくれよな!!!!! 頼んだぞ!!!!!!!!!!!!

2021/07/11 ぴぴけ

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