【TradingView】足抜けチェックストラテジー

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TradingViewのチャート、相変わらず止まりますよね。困ったものです。
直近でも今朝(2019/2/11)の9時33分から37分まで足が抜けたままになってまいます。

以下のnoteでは、上のチャートのように足が抜けた場所を表示するインジケーターを紹介しています。

このインジケーターでは抜けている場所を直接チャート上で確認することができますが、逆にその位置までチャートをスクロールしないとどこが抜けているのかわかりませんでした。

そこで、今回は足が抜けている場所を一覧で表示する方法がないか考えてみました。
残念ながらTradingViewのpineスクリプトでは、スクリプト内で計算した文字や数字をファイルに出力することどころか、チャート上に表示ることさえほとんどできません。
チャート上に表示されている足のデータを取得することができれば外部でチェックするこも可能ですがちょっと手間がかかりそうです。

しかしここで思いつきました。TradingViewでそのようなデータをコントロールして表示できる場所があるのを。
「投資戦略テスター」の「トレード一覧」です。
「トレード一覧」の「日付/時間」に足の抜けた時間を表示するようなストラテジーを作ることができれば一覧で取得できます。

以下は今回作成した足の抜けた位置で売買するストラテジーの実行結果です。
足抜け直後に、抜けた本数をロットとして売買することで「トレード一覧」の「日付/時間」に抜けた時間を、「約定」に直前に何本の足が抜けていたのかを表示することができました。(pineスクリプトではオーダーを出した次の足で約定するので「日付/時間」には足抜けが回復した1本後の足の時刻が表示されます)
以下のチャートでは2月11日の9時33分から9時37分までの5本の足が抜けています。
そして9時38分の足から復活していて、その足で出されたオーダーが1本後の9時39分に約定しています。

以下は1分足で実行して得られた足の抜けている時間のリストです。
(Autoviewでコピペした結果を加工しました)
(TradingViewではどの時間軸でもおおよそ1万本しか過去足を参照することができません。1分足だと約1週間分になります)

2019年02月05日 06:15～06:15 (1本)
2019年02月07日 05:53～05:55 (3本)
2019年02月08日 09:14～09:14 (1本)
2019年02月08日 17:35～17:39 (5本)
2019年02月09日 04:42～04:44 (3本)
2019年02月10日 01:48～01:49 (2本)
2019年02月10日 02:59～03:04 (6本)
2019年02月10日 10:32～10:33 (2本)
2019年02月11日 02:46～02:48 (3本)

Chromeブラウザであれば「Autoview」という拡張プラグインを導入することでこのトレード一覧の内容をクリップボードにコピーすることができます。(「トレード一覧」の右側に「Export」が追加されます)

Autoview

Autoview自体はTradingViewのアラートを使って色々な取引所で実際の売買ができるようにする自動売買ツールですが、自動売買にははむとれを使っているので「トレード一覧」のコピペ機能だけ使っています。(Autoviewの自動売買機能の利用は有料ですが、Export機能は無料で使えます)

以下が今回作成したストラテジーのソースコードになります。

//@version=3
strategy("00-ST-CheckDropBar_v100", overlay=true)
_d = (time - time[1]) / interval / 60000
_h = hour[1]
_m = minute[1]
strategy.entry("L", strategy.long, qty=_d - 1, when=not (_h == 19 and _m == 0 or _h == 18 and _m == 59) and _d != 1)
strategy.close_all()

when=節で毎朝のビットフライヤーのメンテナンス時間を除いています。
メンテナンスは通常であれば毎朝3時59分あるいは4時ちょうどから4時12分まで行われているようです。(pineスクリプト内ではUTCで指定します)

本noteは以上です。(無料部分ですべてです)
お読みいただきありがとうございました。