"悲しい"の敵は"暇である"こと〜死と仏教哲学〜
実は、先日、幼い頃から可愛がってくれた叔母がガンでなくなり、自分自身、久々に『死』について向き合っている。だから、あえて、というわけではないが、今の気持ちを書き留めるようにして、記録してみようと思う。気分が悪くなりそうな人はこの辺りで読み進めないことをお勧めする。
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僕の先祖は、代々、仏教の曹洞宗という宗派の僧侶だ。祖父も、父も、お坊さんである。一応、僕で十三代目ってことになっているらしい。僕も例に漏れず、社会に出る前に、半年間、山寺に籠って修行をした。僕も今でもた