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地方でTwitterオフ会に行ってきた話1

なかなかの刺激をもらってきた話です!今回は地元県活性化の課題発見編。

~続きの、課題と向き合う編はこちら~

参加のいきさつ

先日Twitterであるオフ会の募集を目にして行ってきました。今までセクマイのオフ会には数多関わってきたので、オフ会自体には抵抗がなし!ですが、そういうのでもないし…と、実は当初応募を迷っていました。

オフ会主催者は地元県を盛り上げたいという趣旨で募集していたのですが、私のアカウントはL活((L)GBT的な情報収集・人との出会いのための活動)用のアカウントだったので

“これ、参加するってばカミングアウトしなきゃいけないのかな…”

という障壁にぶつかったのです。けっこう悩みましたが参加したい気持ちは裏切れず、主催者さんに相談してみると『言いたかったらでOKです!』という柔軟なお返事を頂いたので、自分の話したい話題に必要なら言お~と思うことができ、無事に申し込み完了。

出会えた人たち

当日は主催者さん含め、8名の人と知り合いました!年齢は年下の方が多く、大半が男性。会の終盤は男性陣がけっこう意気投合してワイワイしていたように思います。私はなんとなく主催者さんのお手伝いをしたり、年上のおじ様の相槌を打ってる時間が長かったかな…という感じ。年上の方が少数派になってしまっていたのでバランス取ろうと無意識にそうなった感じですかね。

地元への愛を叫ぶ

今回のオフ会ではフリープレゼンタイムがあったので自分の話を発表できる機会がありました。私も少しお話させてもらったのですが、大方の共通項は、地元への危機意識”と“愛でしたね。

昨今のSNSの特性上、他県にお住まいの方々の生々しい意見って今まであまりチェックしていないので他は分からないのですが、とにかくうちの若いもんは自県への危機感が強いと体感しています。同時になんとかしたいという責任感や愛情も一入なんじゃないかな。いろいろな考えをリアルで聞くことができ、自分の考えも深まったので今回はそれをまとめています。

特化人材と渉外人材のバランス

今回、主催者さんは『Twitterには自県大好きでなんとかしたいっていう人たくさんいるじゃん!』ということと『なら現実で集まってみたい』というようなことをお話されていました。このようなオフ会を皮切りに地元を盛り上げたいという。本当にすごい行動力だな…と感服しております。

そのため会を終えてみて自然と考えが向いたのは地域おこし。となるとこれまではなんといっても

目玉コンテンツを作ろう

と考えてきたと思います。特に『自県、なんもねえ…都会行こ』と思われているのではないか?とお役所含め考えているので、いかにしてこの

“コンテンツを見出すか”

に注力する必要性を感じている人が多数だったのではないかと。実際オフ会中に語る場合もどんなことをしたらいいか、どんなことができるかorしているか、を中心にしていました。つまり要はクリエイターや専門技術者といった創造班…?

ですが、今回のオフ会で様々なクリエイティビティ溢れる人材がいるところを見るとどうも創造班は人員が足りているのではないかとも感じます。

時代の中心はデジタルネイティブ

というのも、参加者はアラウンド25中心で彼らは完全にデジタルネイティブ世代。私よりも上の年齢の方とは30くらいの開きがあり、もうぶっちゃけ同じ言語の会話にはなっていませんでした。

私はゆとり前期ですがそれ以降の世代は、SNSアカウントで知らない人間と交流したり自ら発信者になること、その中で自分に様々な利益がもたらされるように創意工夫を行うことについて本当に柔軟な感覚を持っています。今後もひよっこクリエイターはどんどん増やすことができるはずです。これが創造班の人員が足りていると考える理由です。この点のハードルは大変下がっており、スマホがあれば誰でも始められます。

ということは、重要な課題は

溢れ出る創造物をどのようにプロモーションするか

つまり渉外担当人材ではないかと。

この点が実は自県の課題で、これは既存企業にも言える弱点なのではないかなと思います。BtoBの製造業や一次産業資源が比較的多いのであまりこれまで強化されなかったことと、しょしがり(恥ずかしがり)県民であることが大体要因になっていることが想像できます。変化を嫌う保守性もかなり根強いです。

ひたむきな郷土愛

自県民、本当によく「こんななんもないところ…」と謙遜と自虐を込めて言います。実際全国展開のお店の出店もかなり遅いし、なんなら来ないこともあるので言いたくなる気持ちは理解できます。なのであえてこのなんもないことを受け入れてみると思うのは、この

なんもないこと”はどこか現代のオンライン優勢時代に重なる

ところがあるな…ということです。

例えば一人もフォローしていないSNSのタイムラインってなんにもあがってきませんよね。おもしろいものを認識してない/できない状態。でもタグを検索したりフォローを増やしていくといろんな価値観が現れて、気づいていなかった価値に気づける。つまりわが県は手つかずのSNSアカウントみたいなものなんじゃないかなと…。そしてアクティブユーザーがタグなしで点在している状態。これにタグをつけて団結したり、多岐に繋がれるハブ的なインフルエンサー(=渉外人材)がいないと。

ここまでイメージが繋がってかなり課題がクリアになってきた感覚があります(私的には)。

だったらどうしたらいいの?というのは!また次回に…!

※諸事情あり県名を伏せています、ご了承ください。

最後まで読んでくれてどうもありがとう。

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