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2020年の幕開け

その昔、私がまだ学生だった頃。まだガラケーが主流だった時代にはブログやネット掲示板、個人サイトでたくさん文章を書いていた。当時クリエイターを志していた私には、何かを発信する場所が自分の居場所だったからだ。拙い文章にもらえるちいさな感想を大切な宝物みたいに、大事に大事に保存した。

そんな日々は学校や仕事でどんどん押し流されていき、気付けばあっという間に2020年を迎えている。私は28歳になった。今は漫画も小説も描いていないし、建築関係の仕事に就きバリバリ働いている。今の仕事は好きだし、少なからず「住宅のクリエイター」であるとは思うのでなりたかったものにはなれているのだろう。それでもどこか、なんとなく自分の綴る気持ちをだれかに見て欲しいと思うことがある。

せっかく2020年という年を迎えたならば、何か新しいことを始めてみてもいいのではないかと思い立った。Twitterにポロポロと言葉を綴っては消し、消しては綴り、薄ぼんやりと日々を送っているくらいなら、だれにも見てもらえなくてもどこかに私の新しい居場所を見つけてみてもいいのではないか。そんなことを考えた。

改めまして、たからと申します。7歳年下の恋人とふたりぐらし。小説、漫画、映画、音楽をこよなく愛しています。ここでは私が見聞きした作品の感想や日々の戯言を、ひっそりと綴る場所にしていきます。自己満足の範疇ではあるけれど、また昔のようにだれかの心に少しでも私の言葉が届きますように。

はじめまして2020年。

はじめましてまだ見ぬだれか。

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