遵法精神が低く反民主主義的な「自治厨」たち:ガイドラインとは何か?
ゆっくりしていってね!
さて。本論に入る前に、本記事については「必読」のガイドラインを設定させて頂くわね。
ご同意いただき、ゆっくりありがとう! あなたはゆっくりできる人ね!
……。
…………。
――と、さすがに冗談というか、意味不明というか、「何を言ってるんだ? 手嶋海嶺、ついにトチ狂ったか?」って感じなんだけども。アホか。アホね?
とはいえ、こんなレベルのことを本気で言っている人たちがネット界隈には多いのも確か。たとえば、エックスのプロフィール欄に「私のポストを外部サイトで利用することを禁止します!」「破ったら罰金です!」って書いてる人とかいるわよね。知らんがな。
当たり前だけど、ガイドラインや利用規約――または就業規則であっても――とにかく自分の好きに書いて同意させれば、何でも有効なものとして認められるのではないわ。
冒頭で私が書いたやつは「明らかに無効なガイドライン」を露骨にした感じね。
「ふたばの餡庫」というゆっくり小説まとめサイトのガイドライン
例をあげて論じていきましょう。
まあ、ちょっとこれは私もよく便利に使わせて頂いているものだから、本当は悪く言いたくないんだけど、「ゆっくり虐待」という創作ジャンルのまとめサイト(ふたばの餡庫)も「明らかに無効なガイドライン」を掲げちゃってるのよね。
次のように書かれているわ。
ツッコミどころが多い……!!
まず、ふたばちゃんねるというのは、遵法精神のかけらもない、著作権侵害で訴えられたらほぼ100%裁判で負ける画像であふれているネット掲示板よね。
ほとんどの画像が「著作者に無断でも使用できる引用要件」を満たしてないし(出典不明記がむしろ当たり前で、かつ出典を書いてても主従関係とか色々成り立ってない)、また場合によっては「クソコラ」と称してマンガの描写や台詞を改変したりもしているわね。
つまり、グレーゾーンではなく、完全なブラックゾーン。「親告罪だからギリ訴えられてないだけ」という意味で、商業漫画や同人誌を違法アップロードしているサイトと何ら法的に変わらない。
そんなあんたたちが身勝手に設定した「ガイドライン」に何の意味があるんだというのがまず一つよ。
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