最大66.8万円!蓄電池補助金(その2)

本年度における蓄電池の補助金がDER実証実験に参加する必要があることのご説明をしましたが、さて気になるのは最大66.8万円というその金額の内容についての説明をしたいと思います。
補助対象機器は①【HEMS】②【蓄電池】となっており、それぞれ
①【HEMS】:10万円
②【蓄電池】:4万円/kW (初期実効容量)

前回でもご説明していますが、蓄電池だけでは補助金をもらう事はできません。
蓄電池のkWもSII(環境共創イニシアチブ)へ登録されている初期実効容量ですのでご注意ください。
最大66.8万円とご紹介したのは弊社で取り扱っている
「Smart PVマルチ 16.5kWh」の場合
蓄電池の容量は16.5kWhですが、初期実効は14.2kWhですので
14.2kWh×4万円=56.8万円にHEMSの10万円を加えて66.8万円としています。

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この補助金の申請にあたっては政府による【目標価格】が決められていますので、補助金があるからと言って高額で販売する事はありません。
税抜きで蓄電池+工事費が上限16.5万円/kWh こちらもSII登録蓄電容量が基準です。加えて必要なHEMS機器については工事費込で上限が25万円となっています。
ご紹介した「Smart PVマルチ 16.5kWh」の場合だと販売価格の上限が270.6万円(税別)となっています。

こういった手厚い補助金ではありますが、前回もご説明したDER実証実験事業への参加が必須となっており、実証実験をおこなう「アグリゲーター」からSII(環境共創イニシアチブ)への申請となり、メーカーや機種などかなり制限された補助金となっていますのでご注意ください。


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