今年の智辯和歌山半端ないって話

甲子園、終わりましたね。
智辯和歌山が優勝しましたよ。
今年の智辯和歌山、マジで強かったです。
日程が有利っていうのもあるけど、それ差っ引いても圧倒的でした。
何故智辯和歌山がここまで強かったのか、ちょっと振り返ってみましょう。

1.投手層厚過ぎ!チームを支える5人の投手

今年の智辯和歌山、投手層がえげつないです。ストレートの球速が140km/h以上の投手が5人もいます。そして5人が5人とも球速だけでなく安定して試合を作れるんですよね。そして層が厚いだけでなくその中にもしっかりと中西くんという軸がいる。元々智辯和歌山って強打のチームで投手はあまりよろしくなかったのですが、中谷監督が就任してからは一気に投手のレベルがあがりましたね。特に準決勝決勝の中西くんのピッチングは圧巻の一言でした。

2.IQの高い攻撃


先ほども述べたように、智辯和歌山は元々強打のチームです。とにかく打って打って打ちまくる。それがチームのモットーでした。ですが、その反面ちょっと大味なところもあったんですよね。中谷監督が就任してからか、物凄く攻撃もクレバーになった気がします。手堅くバントを決めたり意表を突いたスクイズをしたり相手の隙を突いて果敢に次の塁を狙ったり…智辯和歌山ってこんなIQの高い野球のできるチームだったっけ?とにかく攻め方が多彩です。そしてそれでいて従来の破壊力は持っています。強打のチームがクレバーに点を取りに来る…相手守備陣からしたらこれほど嫌なチームはないですよ。

以上、まぁ要するに投打で圧倒したらそりゃ勝つよねって話です。
ちなみに今年は守備も堅くて、4試合で失策は僅か2つ。
もう全てにおいてレベルが違いました。
高嶋監督時代は豪快で大味な野球を行っていたのが中谷監督が就任してからは従来の豪快さはそのままにクレバーさも加わった感じですね。
豪快にかつクレバーに。
中谷監督が指揮する間はしばらく智辯和歌山の黄金期は続くんじゃないでしょうか?
2年生にもいい投手2人いましたし、来年にも期待できますよね。

p.s.僕は高嶋監督の野球も好きです。高嶋監督の野球を上手くアップグレードしたな、と。

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