琉球ゴールデンキングス2023-24シーズン総括

今回は、琉球ゴールデンキングスの今シーズンを振り返る記事です。
今シーズンの成績や選手の活躍など、注目ポイントをお伝えします。
さらに、チームの戦術や戦略、監督の指導力など、成功の秘訣を解説します。
また、今シーズンの苦戦や課題にも触れ、来シーズンへの展望も提案します。
琉球ゴールデンキングスファンやバスケットボール好き必見の内容となっています。今シーズンの活躍や挑戦について、まとめてお伝えします。


2023−24シーズンの振り返り


Bリーグ公式サイトより引用

西地区7連覇をかけたシーズンでしたが、結果は見事に2位でCS進出を果たしました。
7連覇を逃した事で「惜しくも」とか「残念ながら」とかの表現が多い中、個人的には見事な結果だと思います。
というのも、6連覇、そして年間チャンピオンという中で全チームからマークされる存在になった中で、この成績は立派だと思います。

退団選手

退団選手
①松本礼太選手(→茨城ロボッツ)
②ジョシュ・ダンカン(退団)
③コー・フリッピン(群馬クレインサンダーズ)
コー選手の退団が結構痛かったなぁ〜って今となって思いました。
ハンドラーとしてもディフェンダーとしても。

新加入選手

そして新規入団選手では、練習として参加していた植松選手が正式に新規契約を勝ち取る!努力の方向性が正しければ必ず結果が出ますね。

そしてキングスに超期待の外国籍選手が加入。
今シーズンの鍵を握る選手。
結果として、ローが居なかったらここまで勝ち上がれなかったし、このチームの発展性も感じたシーズンだと思いました。

キングスが良い時も悪い時もローが話題の中心にあがっていましたね。次のシーズンはローがもっと伸び伸びとプレーして、勝利に貢献してくれることを願っています。(その為のチーム編成はかなり気になる)

そしてそして、キングスに期待の若手、荒川颯が練習生として加入。
そしてそして、何かチームプランが変わったのか、見事に練習生から契約を勝ち取り、ロスター入り(多分、ヒューのインジュアリーリスト入りに伴い、ベンチ入れられるから契約したのかな?)。

アクシデント発生!

千葉ジェッツからロー選手を獲得し、どのよつなバスケを展開するんだろうとワクワクしていた中、W杯直前合宿にてヒューが怪我し、開幕前には大黒柱のクーリーも膝蓋腱炎(バスケ選手あるあるな怪我)になるなど、今シーズンどうなるのか不安になった方も少なくはなかったはず。
個人的には、ヒュー選手をめちゃめちゃ推してただけに、ちょっと残念な気持ちにもなりました。

余談ですが、ヒューはパリ五輪のメンバーに選ばれても選ばれなくても、怪我せず新天地で新しいシーズンに臨んで欲しいな。
私は推し選手は特にいませんが、強いていうなら日本人ビックマンは全て応援しています。日本人ビックマンの発展こそ、日本バスケの発展だと思っているので。

救世主現る!

まず、これ程の素晴らしい選手が市場に埋もれていた事に驚きました。
これでキングスはシーズン開幕前のクーリー離脱というトラブルを、カーク加入によって応急処置。
プレシーズンマッチ、そして佐賀バルーナーズとの開幕戦に望みました。

いよいよ新シーズン開幕!

開幕ロスター

4 ヴィック・ロー SF/PF
7 アレン・ダーラム PF
8 植松 義也 SF/PF 
10 荒川 颯 PG/SG
14 岸本 隆一 PG/SG
15 松脇 圭志 SG
24 田代 直希 SF
33 カール・タマヨ SF/PF
34 小野寺 祥太 PG/SG
53 アレックス・カーク C
88 牧 隼利 PG/SG

この時は新外国籍に注目してましたが、開幕戦の感想としては
・今シーズンのカールタマヨは何かやってくれそう(この試合のEFG%が116.7%、TS%が109.0%とバグってた)
・佐賀アリーナ最高!もっと色んなアリーナ出来て欲しい!
・岸本選手のシュートフォームが過去1安定していた感じがしており、めっちゃ今シーズン期待できそう(めっちゃ主観的ですが)。
でした。

シーズン序盤(第1節〜第8節)

シーズン序盤は怪我人もありながら11勝3敗。
私はホーム開幕戦でもある川崎戦に行ったんですが、あの負け方は悔しかったですね!川崎のウィンブッシュ選手凄かったなぁ。。。。

ロー選手が第3節横浜BC戦のgame2から第8節の島根戦まで膝蓋腱炎によりインジュアリーリスト入り。

ローがインジュアリーリスト入りした翌日、クーリー復帰。

この時から、周りでは外国籍に関する雑音が聞こえてきた時期でもありますね。(ILループ的な)
まぁ、外野の声なんてあまり気にしなくていいと思うし、他のチームも後から似たようなこと結構してますからね。本当にこれは気にしなくてもいいと思う。

罰ゲーム開幕!(別名EASL開幕)

「これは罰ゲームですか?」

『いいえ、国際大会です。』

という質問をしたくなるくらい、ハードな日程でしたね。

10/14.15(土日)サンロッカーズ渋谷(A)
10/18(水)ソウルSKナイツ(H)
10/21,22(土,日)横浜BC(A)
10/25(水)川崎ブレイブサンダース(H)
10/28,29(土日)富山グラウジーズ(H)
11/1(水)ソウルSKナイツ(A)
11/4.5(土日)大阪エヴェッサ(A)
11/8(水)京都ハンナリーズ(A)
11/11.12(土日)島根スサノオマジック(H)
11/15(水)メラルコボルツ(H)
っていう日程とか、
1/6.7(土日)FE名古屋(A)
1/10(水)ニュータイペイキングス(A)
1/12.13.14(金〜日)オールスターin沖縄(H)
1/17(水)名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(A)
っていう日程とかありましたね。

コンディショニングが大変だったと思うな〜
EASLの結果は、3勝3敗の五分で見事にホーム戦は全勝、そしてアウェイ戦は全敗で予選リーグ敗退となりました。
個人的には、1/10のニュータイペイキングス(A)が印象的でした。結果は最後ジェレミー・リンに美味しいところを持って行かれて負けましたが、ビッグマンがカールタマヨとローと植松しかい中での試合だったので、すごく印象に残っています。
賞金が賞金だけに、来シーズンはベスト4には最低でも残って欲しいですね!
やっぱ、国際大会を勝抜くには国際大会の経験豊富な選手が一人は入って欲しいな・・・・( ̄▽ ̄)WとかBとかTとか

シーズン中盤戦(第9節〜第23節)

シーズン中盤戦は16勝9敗と苦しんだキングス。
バイウィーク明けの三河戦は、新加入のザック・オーガスト選手、ジェイク・レイマン選手、イ・デソン選手だけでなく、ベテラン石井選手やエース西田選手の躍動もあり、見事にやられましたね。
三河はライアン・リッチマンHC体制2シーズン目となる来シーズンも脅威になること間違いなしですね。古豪復活となるか注目です。
話は逸れましたが、キングスの中盤戦はまたまた怪我人に悩まされる。
代表活動で怪我をしていた渡邉飛勇選手が三河戦から復帰、活躍が期待された矢先、広島戦のgame1で指を負傷。
チームの大黒柱アレン・ダーラムも12/16広島戦から左大腿二頭筋の肉離れで離脱(1/6のFE名古屋戦から復帰)。
カール・タマヨ選手もコンディション不良でロスターから外れることが増え、12/20(水)ホームでの長崎ヴェルカ戦では、クーリー、タマヨが体調不良、ダーラムとヒューとカークが不在で、ビックマンがローと植松しかおらず、ロスター9名で戦うことに。(荒川はDNPのため、実質8名で戦う)
結果、荒谷選手が終盤で決めた連続3ポイントで74−76と惜敗。
この試合、本当に悔しかったな。
12/23(土)のアウェイ群馬クレインサンダース戦でクーリー選手は戻ってきたものの、今シーズン初の連敗を喫するなど、チーム状態は今シーズン1番良くない状態でした。
そして個人的に衝撃だったのが、1/18のカール・タマヨ選手退団のニュース。

大人の事情ってやつですかね。
プロスポーツの世界って本当に厳しい世界だなと痛感。
そして1/20の宇都宮ブレックス戦からは、チームのカンフル剤でもある小野寺選手もコンディション不良により欠場。
その影響かは分かりませんが、宇都宮戦game2、京都ハンナリーズ戦と今シーズン3度目の連敗を喫する。
中々波に乗れないキングス。そんな中、キングスにとって大きなニュースが舞い込むことに。

この時に色々と考えたんだよなー。
別にカーク選手が嫌いとかでもなく、帰化を喜べないとかでは全くなくて、kクーリーが開幕前に怪我をしていなかったら、どうなっていたんだろうって。
タマヨ選手もどうなってたんだろうって。
苦渋の決断でタマヨ選手が退団した矢先の出来事だっただけに、個人的には何か嬉しさもあり複雑な感情にもなりました。
そして日本人アレックス・カークの復活。

この試合は圧巻の試合運びでしたね。
ワクワクしか感じなかった。
そしてカーク選手帰化後に古巣アルバルク東京戦も感慨深いものでしたね。
そしてそしてこの時、3BIGという新たな武器を手に入れたキングス。
後々のインタビューでは、この3BIGでアドバンテージを取れるほどの完成度ではなかったことがわかったので、これは来シーズンのお楽しみってやつですね。

12/19、キングスに期待の若手が特別指定選手として入団。
スピードもあり、リムアタックだけでなくアウトサイドもあるため、将来のエース候補としての活躍が期待される。

しかし、肩関節を負傷。

関節唇も損傷してるのかな。
オフェンスもだけど、ディフェンスの仕方によっては再発も十分あり得る怪我なので、じっくり治して欲しいですね。

B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA

1/12−14にかけて沖縄市総合運動公園と沖縄アリーナにて開催されたオールスターゲーム。本来は2022年に行われるはずでしたが、新型コロナウイルス感染対策のため中止に。それでも他の候補地が上がった中再度沖縄で開催してくれた関係者の方々、本当にありがとうございました。
3Pコンテストでは我らが岸本選手が優勝。

ヤラセでも中々勝てないと思うんだけど、3ポイントコンテストだけでなく、オールスターゲームでもMVPを取るなど、見ていてほんわかするオールスターゲームでしたね。
でも一番の見せ場はこれでしたね。

群馬の辻ではなく、世界の TSUJIになりましたね。

シーズン終盤戦(第24節〜36節)

バイウィーク明けは今シーズン台風の目になった三遠ネオフェニックス戦からスタート。

キングスが100点ゲームをすること自体が珍しすぎて正直驚きました。しかもこの試合、3PTが16/30の53.3%、ORtgが脅威の159.2、DRtgは123.5だったので、かなりのハイペースかつFG%が高かった試合だったんでしょうね。見てる方はNBA見ているかのようで、とても楽しかったです。
この時期ぐらいから、3PTAも増え、入ると勝ち、入らないと負けみたいな試合が出てきおり、色々と戦い方に変化が出てきていると思いました。

悲しみの天皇杯

天皇杯決勝当日は、プライベート旅行の真っ只中でした。
宿泊先のホテルで、ビール飲みながらラウンジで観戦してました。
もうラウンジ内の雰囲気最悪でしたね(笑)
もう後半からは気を紛らわすために子供とずっと遊んでました。
キングスの試合を見て、初めて傷ついたかもしれません。
でも、常に成功を続けるなんて不可能なんですよ。
失敗だってある。
この敗戦が変わることはないけど、何か成功するためのきっかけになる事を信じて、努力するしかないんだなって上から目線で考えてしまいました。
今となっては、この敗戦はキングスの歴史を語る上でいい思い出になっています。

屈辱の4連敗①

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。
Bリーグ初年度からずっと西地区のライバルとして戦ってきた。
CSでも何度も対戦するなど、名古屋からしたら琉球は宿敵。嫌な相手なんですよね。
リベンジに燃えている名古屋から今シーズン屈辱の4連敗。
悔しさは勿論ありましたが、名古屋Dのバスケットの完成度が素晴らしく、正直優勝すると思っていました。
来シーズンは琉球にとってリベンジしなきゃいけない相手になるので、とても楽しみです。

屈辱の4連敗②

4/21の長崎戦、4/27,8の名古屋D戦、5/4の広島戦と屈辱の4連敗を喫する。
いつ以来なんだろう。こんなに負け続けるのって。
この4連敗がとても響き、西地区7連覇が途絶えてしまいました。
この4連敗含め、キングスはシーズン終盤戦にアウトサイドが入らず、苦しんでいる試合が続いている。
キングスの生命線は3PT%。
これが入らないと正直どこが相手でも厳しくなっちゃうのが今シーズンのキングス。
最終的には西地区2位でCSに。
もう正直、この状態が続くようであればQFで負けちゃうって思いました。
だって相手が・・・・・・

CS開幕!

結果は広島ドラゴンフライズの優勝、琉球ゴールデンキングスの準優勝で幕を閉じたCS。
最初この組み合わせを見た時、ファイナルで琉球と広島が当たるって予想できた人結構少なかったと思います。
まずキングスの山は宇都宮ブレックスvs千葉ジェッツ、そして琉球ゴールデンキングスvsアルバルク東京という、もう優勝経験チームしかいないっていう魔境。
そして反対の山は今シーズン台風の目でもある三遠ネオフェニックスvs広島ドラゴンフライズ、終盤にめっちゃ勢いのあった名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs古豪復活シーホース三河という広島vs愛知vs愛知vs愛知という面白い組み合わせ。(いつか愛知4チームがCSで同じ山に入る世界線を見てみたい)

QF アルバルク東京戦

game3までもつれ込んだQF。
1試合ずつ感想を言っては長文になるので、一言で言うなら

「理屈じゃない」

この3戦共に、お互いがやらせたくないプレーを徹底しており、完全なディフェンスゲームになっていました。
※game2だけはアルバルクのオフェンスで勝利傾向が出ていたが、他は全くデータが当てはまらなかった。
そんな中でも、
game1:第3Qからアウトサイドが決まりだす。第4Qの今村選手凄かった。OT1の松脇選手、ヒーローになるチャンス逃す。OT2の岸本隆一の理屈じゃない3PTで勝負を決める。
game2:必死に喰らいつくものの、要所要所でロシター選手が効果的に点差を突き放すショットを決め、アルバルク東京に軍配。
game3:小野寺選手のスティールからのファストブレイクが要所で決まる。ロー選手のディフェンスやリバウンドが輝く。要所で見られたゾーンディフェンスが想像以上に効いていた。ただ今村選手の負傷があり、勝利と引き換えに大きな代償を背負う。

SF 千葉ジェッツ戦

レギュラーシーズンHOME最終戦で負け、西地区優勝を逃し、QFはAWAYで戦うことになった琉球ゴールデンキングス。
そんな中で宇都宮ブレックスに勝利した千葉ジェッツが勝ち上がってきたことで、SFは沖縄アリーナで開催決定。
「WE BACK」
なんかシンプルな言葉だからこそ、かっこいいなって思った。
SFで気になるのは、やはり今村選手のコンディション。
リハビリや部活生のトレーニングに関わるものとして、あらゆる手段を尽くしても試合に出られない選手って沢山いる中で、今村選手は何をしたから試合に出られたんだろうってシンプルに思いました。
高酸素?で回復を早めたから?
ガチガチのテーピング?
アクティバイタル効果?
体外衝撃波とか使った?
個人的にはキャリアを大事にして欲しかったので、無理して出ないで欲しかった。
実際にgame1は全く機能していたなかった上、天皇杯同様に千葉のペイントアタックが効いており、天皇杯のデジャブを思い出してしまった方も少なくないと思います。

game2では、スターターに今村、クーリーを戻すなど、元通りにした琉球。
怪我はしているものの、この組み合わせが一番安心して見てられる。
そして前日課題のあったディフェンスを修正。
特にクーリー、カークのディフェンスを修正してきている印象がありました。game1ではハイドロップで守っていた印象があったが、そのディフェンスをペイントガンガン守るディフェンスへ修正。
そして得意のハイローも決まり、大事なフリースローも17/19と高確率で決め、リベンジ成功。

game3もキングスのリバウンドが光っており、さらにはアイラ選手と内尾選手のアウトアイドを捨てるなど、ディフェンスルールが明確になっており、これがハマっていましたね。
オフェンスでは「アタックNo2」が炸裂。また松脇選手や牧選手もようやく3PTが入るようになり、見事にファイナル進出!

このシーン、とても熱くなりました。
こういう気持ちで戦ってくれるからこそ、応援したくなるんですよね。

3年連続ファイナル進出!

レギュラーシーズン終盤戦の不振から考えると、QFで正直負けると思っていました。
結局はレギュラーシーズンってただの過程にしか過ぎなくて、好不調の波はあるけど全て最終的にはCSでベストパフォーマンス出すため過程なんだなって思った。
コンセプトを持って戦っていた結果が、3年連続でのファイナル進出っていう結果に繋がったんだと思います。
game1はキングスらしいバスケットを披露し、勝利。

ただこの試合の第4Q、広島の戦い方がハマり、広島は負けはしたものの、結果的に優勝へ繋がった。
特に河田が出た時間に広島のディフェンスが強固になったことと、クーリーが封じられたことと、アウトサイドが絶不調だったことと、インサイドも壁になって封じられたこと。
もう広島の修正力が見事なgame2、3だったと思います。
広島ドラゴンフライズは本当におめでとうございます。
そして3年間で5度目のファイナル(CS3回、天皇杯2回)へ進出し、1回しか頂点を見れなかったキングス。
この偉業は本当に見事だと思っています。

2023−24シーズンの良かった点と悪かった点

ここでは良かった点と悪かった点を挙げたいと思います。
これに関しては後から追記するかもしれないし、削除するかもしれないので、ご了承ください。

良かった点

1.アジアを経験することができた(EASL)
2.色んな選択肢が増えた(BIG3など)
3.若手の台頭(松脇、荒川、植松、脇)
4.最後まで強みを活かし、2年連続天皇杯ファイナル進出、3年連続CSファイナル進出。

悪かった点

1.ポジションレスバスケの影響により、岸本選手の負担増
2.岸本選手が出ていない時間帯
3.カークのコンディションが整わず、本来やりたかったことが出来なかった(多分ずっと足関節悪かったのかな?)
4.苦しい時に個で打開しようとし、自滅する
5.アウトサイドにこだわり過ぎた結果、リバウンドが思うように取れなかった(ロングリバウンド対策があまり出来ていない印象あり)

次シーズンのロスター

ポジションレスバスケの象徴でもあった、牧選手の退団。
キャプテン田代の退団。
そしてエース今村の移籍。
ブースターの心をえぐられた上、塩水をかけられたような気分だったと思います。
特に今村選手の移籍に関しては納得いっていないブースターもいると思います。
ただプロスポーツの世界、規模が大きくなればなるほどお金も沢山動くので、選手を一つに留めておくのは正直難しいと思っています。
そして選手自身も常に成長したいと思っているため、環境を変えたくなる人もいると思います。
決して琉球の環境が悪いと言うことではなく、敢えて今より厳しい環境に行くことを望む選手もいるし、より良い環境を求めて行く人もいると思うし。
それがスポーツの世界だって割り切ることも大切だと思います。
あと、ブースターの蛙化現象ほど見てて悪い気分になるので、キングスの価値を下げる要因にもなると思うので、やめといた方がいいのかなと個人的には思います。

話はそれましたが、
PG:岸本・伊藤・荒川
SG:小野寺・松脇
SF:脇・植松
PF:ロー・アルマ
C:クーリー・カーク
とロスターある程度揃ってきました。
唯一弱いのがSFかなと思っています。
日本人選手で点数が取れるSFといえば、今の移籍市場で注目されているのは渡邊雄太選手か馬場雄大選手だと思います。
ただどっちも希望は薄いので、個人的にはディフェンスでハッスルできる3番選手を取った方がいいと思います。
個人的にお勧めする選手は、谷口選手です。
谷口選手が入るメリットとして、
カーク・アルマ・ローの3BIGに加え、
クーリー・アルマ(ロー)・谷口の3BIGもできるのではと思います。
この2プランの3BIGに加え、日本人選手もディフェンスでハッスルできる選手が揃っているので、究極のディフェンスチームを目指して欲しいなと思っています。

また、キングスは地理的に不利なチームです。
今後、様々な地域でアリーナ建設が進んでいくため、沖縄アリーナのアドバンテージが徐々になくなってくると思われます。
なので、キングスは今後のことを踏まえて日本代表候補の有力選手ではなく、期待の若手を積極的に取りに行って、育成へ切り替えた方がいいのかなと思います。その代わり、外国籍はゴリゴリの凄い選手を取って欲しいです。
あと私は元々日本人ビッグマンの台頭が日本バスケの未来を明るくすると思っているので、ヒュー選手のような未来の代表候補になりそうな日本人ビッグマンを取って欲しいなとも思います。

まとめ

来シーズンはこんなに長くならないよう、キングス中心に色々と記事を書いていこうと思います。
そして私自身もバスケットについてもっと知りたくなったので、戦術なども色々と勉強し、次シーズンに備えたいと思います。
6月30日の今日までのこのような振り返り記事を書けて本当に良かったです。
長文で分かりにくい所もあると思いますが、今後も頑張っていくのでよろしくお願いします。

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