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If you don't take risks, you'll have a wasted soul

ずっと昔から気になっていた映画をやっと見ることができた。

この映画を知ることになったのは、確か、ある英会話教材の映画コーナーで紹介されていて、タイトルに書いたドリュー・バリモアのセリフに凄く惹かれたからだった。

If you don't take risks, you'll have a wasted soul

この映画は、ある若者が10歳の頃からずっと好きだった女優のドリュー・バリモア(映画チャーリーエンジェルの主役の一人)とのデートを実現するためのチャレンジを撮った完全ドキュメンタリーの映画だ。

チャーリーエンジェルの3人の一人のキャメロンディアスは知っていたけど、このドリューのことは、それまで知らなかった。
ただ、この映画のテーマとなっているこのセリフ

If you don't take risks, you'll have a wasted soul

このセリフに感じ入って、上の写真でも使った映画のパッケージ写真からも、ドリューが凄く、いけている女性に見えて、当時この映画がすごく気になっていた。

この当時というのは、はっきりと2006年の秋頃だと言える。もう14年前だ!

僕が、職場でナレッジマネジメントを担当していた頃だった。
今でいう残業減らせの”働き方改革”ではない、creativityのための仕掛けや仕組みをどうやって作るかのプロジェクトチームに入り、会社の中で、泥臭いライン業務と対極にある、”意識高い系”の仕事をさせてもらっていた。
あの頃、富士ゼロックスKDIが主催するベンチマーキング研修に参加し、シリコンバレーの先進企業のワークプレイス視察にも行かせてもらったのも大きな刺激だった!

2006年当時、会社のポータルサイトでの知識共有を活性化するために、週一でメルマガを書く担当をしていた。
上司や誰の検閲も入らずに、僕がその時、気に入った本や映画などの話を、そのまま会社のサイトに毎週アップしていた。
今でいう、企業のtwitterの中の人だ! この時ほど、仕事での自由裁量を感じたことはないかな。
このメルマガの中で、この映画の、このセリフを、自分のデスク横の壁に貼り、その写真を撮ってサイトに投稿したことを、はっきり覚えている。

If you don't take risks, you'll have a wasted soul

当時、会社(エネルギー業界)が、いわゆる官僚的と言われるほど、上意下達の真面目さだけが特徴で、僕の参加していたプロジェクトが会社の組織風土改革の肝いりだった!
若手でも平社員でも、誰でも、働き方改革に参画できる場を作る!
そんな意気込みだったから、この言葉が琴線に触れたのだった!

”やりたいことをやるために、リスクを取れ! 人生無駄にするな!”
(今の新型コロナウイルスの感染リスクに怯え、やりたいこともやれない。。今とは全く対局にある意味合いの take risk! )

ただ、その後、ずっとこの映画を見ることはなかった。当時、劇場でもやってなくて、TSUTAYAのレンタルに置いてなかったからだ。数年間は、時々、気になって、ネット検索で探そうとしたが、見つからなかった。

今回、この映画を見ることになったのは、フォローしていたnoteの人の記事に、この映画のことが出てきたからだ。早速、近くのTSUTAYAに走ったが、そこにはなかった。ただ、amazonのDVD中古で200円で売られていた。もう、これは買うしかなかった。

そして、今日、14年後にやっと見ることができた。

あらすじは、

主人公のブライアンが、クイズ番組で獲得した1100ドルを元手に、30日間の時間制限を決めて、子供の頃から憧れていた、ドリューバリモアとのデートを取り付けるための、完全やらせなしのドキュメント。

主人公がドリューとのデートを叶えるために、友人たちが作戦会議をして、あれこれと画策するシーンは、我々が青春時代に誰もが経験した記憶をよびおこさせてくれて、とても痛快だ!

ただ、相手は、ハリウッド女優、素人がどうやってそこに辿り着けるか?

映像編集をしていた友人から、その友達、さらにその友達、と4人を介して、ドリューにたどり着くルートで、チャレンジしていく。

ドリューにストーカーと間違われないために、この”ドリューとデートしたい!”チャレンジ企画自体のプロモーションビデオを作成し、それをドリューに直接見てもらうための作戦(アイデア)が、今回の映像記録→映画化になっている。

街頭に出て、このチャレンジが成功するかを街の人に質問し、励ましをもらったり、ドリューに近いハリウッド俳優との面会を取り付け、デートのアドバイスをもらったり、それでも、ドリュー本人にはまだ遠い。なかなか届かない。

ドリューとデートをした時、緊張しないように、彼女を想定した女性とデートの予行練習をする。そのデート練習の動画を友人らと楽しそうにチェックするのだが、「ナイフの持ち方、食べ方が最悪など」友人からのダメ出しに、ガッカリ落ち込んだり。

チャーリーエンジェルの映画試写会パーティーに、友人が作った偽造パスで友人と共に潜入。映画でこの潜入シーンがめちゃめちゃ面白いのだが、、、
ドリューに120センチまで近づいて、緊張しすぎて、握手をまともにできなかったり、

この全てのドキュメントが、子供とその仲間が、事の展開に飛んで喜んだり、落ち込んだり、それでも友人らと次の作戦を考えたり、とにかく、この主人公のブライアンと友人らの振る舞いが、痛快で愛おしい!

結局、30日間のうちに、ドリューは、事務所に送ったプロモーションビデオを見るこはなく、この挑戦は成功しなかった。

しかし、最後に逆転劇が、、

ドリューとNew Yorkでデートのシーンはとても自然で微笑ましかった。

興味がある人は、この映画、「デート・ウイズ・ドリュー」を見て欲しい!

そして、この映画のように、本当にやりたい夢があるなら、それにワクワク手伝ってくれるような仲間がいれば、夢はきっと叶う! 
きっと、この言葉とともに、この人生でやりたいことがあれば、やれるんだ!と確信の勇気をもらえます!

If you don't take risks, you'll have a wasted soul

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