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無力な一人ではない「私たち」の出現する参加型社会が始まってるよー

『Zoomオンライン革命!』を書いた田原真人さんがクラウドファンディングで、『出現する参加型社会』という本を書いた!

本の中にこんな一節がある。

コロナパンデミックは全世界的に同時に起こっている出来事である。世界中の人々が立ち止まり、何かを感じとり、内的衝動に従って動きはじめている。
それは、どこか中心があって伝播していくようなものではなく、同時多発的な出現する動きだ。同時代を生きる当事者として、自分の内的衝動によって動き出したあなたは、世界の人口の77億人に対して影響力をもたない「無力な1人」ではない。あなたは、同時多発的に出現しつつある「私たち」の一員である。

私も上のように書かれている一人として、内発的衝動により、 Zoomによるオンラインの学びの場に飛び込み、そこで田原さんと出会った。

先日、stand.fmというラジオ配信を始めてみたが、そこに一人の視聴者が参加してくれ、その方に向けて20分語った。その視聴者はとても喜んでくれた。
これまでだったら、たった一人という刷り込まれた数字的評価に虚しさを感じたかもしれない。しかし、この時は爽快な気持ちであった。
この一人との対話や出会いが、世界にゆらぎを起こすのではないかという可能性に喜びが溢れた。

今、自分の魂の衝動を感じながら、この田原さんが主催する「YAMI大学よろめき歩き学部」というヘンテコな名前の学び会に参加したり、この本で書かれている世界の中を、よろめき歩いている。

そんなワクワクする世界の可能性を感じるために、この本を一人でも多くの方に読んで欲しい。

「こんな人に読んで欲しい」というトピックを書いたので、これに関心のある人は是非、読んでみて欲しい。

そして、関心のある人と読書会(全2、3回)を是非、一緒にやりたいとお思っています。

一人の参加者でもいたら、やりたいと思っています。

最初は本を読んでなくても関心のあるトピックに質問してくれるだけでもいいと思います。

さあ、「出現する参加型社会」に関心のある人、この指止まれ!

#アンチ要素還元主義
#因果関係を裏切る能力=主体性と創造性
#機械論的世界観  VS 生命論的世界観 #思考優位から身体性優位
#外発エンジンから共創エンジン

#多層的な所属 
#同時多発的な出現
#生命体のごとく自己組織化
#ティール社会  
#コネクティング・ドッツ
#教室と自宅学習を反転する授業 
#リアルではなくオンラインしかできないこと
#1対1から始まる参加型社会 #伝わる喜び(関係性の喜び)

#我とそれ→我と汝
#マズローの自己実現の向こうの超自我
#魂の奴隷化からの脱出
#南方熊楠 #華厳経の5つの不思議
#部分と全体の相似=フラクタル性
#ユングの集合的無意識 

■ こんな人に読んで欲しい


(1)Zoom等のオンラインのテクノロジーがコロナウイルスと共に世間に広がったことで、自分と社会がどのように変わったのか、また今後どのような自分と社会に変革の可能性があるのか、これを構造的に探求したい方

私のような地方に住む人間がZoomと出会ったことで、それまで東京などの都市に行かないと参加できなかったコミュニティやイベントに参加できるようになったり、ヨガなどリアルでしかできないと思われていたことが、オンラインでも体験できたり、海外の方とも繋がったすることが出来るようになった。(実際にヨガの先生はマレーシア)

この物理的距離や時間、身体の制約を超えて、同じ関心だけで出会いたい人と毎日集まっている、このサイバー空間は、どのような世界をもたらすのか。

私のように、本業よりも忙しく、仕事ヨガや読書会、勉強会など、手帳にびっしりとオンラインの時間割が出来るような”大人の学び生活”をしてい者は何者なのか、どのような存在の意味があるのか。

またそのような個人の生き方が社会の中で同時多発的に出現したら、どのような可能性が開かれていくのか、この起こりつつある社会変革の構造を探求したい方


(2)「風が吹けば桶屋が儲かると」といった単純で直線的な因果の法則、言葉や理屈だけの論理的な思考・記述だけで、世界を捉えていく在り方、それを共通言語のように扱っていくことに、「世界はそれだで説明できないだろう!」というツッコミの衝動をいつも抱えている方。

もう、Plan→Do →Check→Action をバカの一つ覚えのように使ってきたことに疲れっちゃた人
単純な論理的思考やシステム思考ではない、半分は秩序で半分はカオス的な世界を、生命全体としての運動として捉えながら、世界と向き合うことを探求したい人


(3)外部の複雑な環境から切り離された個人が、システム・管理者にとって都合の良い”檻”に閉じ込められ、さらに、他者や外部からの評価という”飴”に飼いならされ、その個人がもつ固有の魂に”蓋”がされてしまっている「魂の奴隷化」社会に不自由さ、息苦しさを感じている方

共同体や貨幣への依存からの自立を志向している方

個(部分)と組織(全体)を「服従ー従属」と捉えるのではなく、「ありのままの存在(贈与)ー存在の意味」と捉えたいと志向している方

”自分の人生の主人公は自分である”という、一人の生命体の主体性を取り戻し、個の魂を躍動させながら、他者や社会とも関係していく在り方を模索している人


(4)ある人と強烈な縁を感じ、そこから何かが動いていく時には、自分の思考を超えた無意識的な領域で、縁を感じた人との共鳴が起こっているのを直覚したり、その現象の背後にある大いなるもの(サムシング・グレート)の力の作用に関心のある方

あった瞬間に同じ匂いがする人だとか、言葉を交わさなくても、「あああれだねー」という強い共感性を感じたり、自分と同じ考えの人にバッタリで会ったことに強烈な縁やシンクロニシティを感じることがよくある人。
思考よりも身体的な直感を優位にして動いて物事が上手くいく経験がある場合、その感覚の構造を知りたいと思っている人


本の内容は、元物理学の講師で、粘菌研究をしていた田原さんらしく、今のオンライン化がもたらした世界の構造を、粘菌の生命体の自己組織化運動として、また量子力学の世界(波動の観測者問題など)からも解説している一方で、

この世界の働きを「縁起(縁と起こり)」の心や精神世界の面や南方熊楠が追い求めた華厳経の構造からも捉えて解りやすく説明してくれています。

※自己組織化とは、個の細胞が生存のために周囲との調和の中で組織化していき、それが同時的に起こり、それぞれの自己組織化運動自体が、影響されながら全体として調和していく個と全体の運動

田原さん曰く、この世界を、単純な因果の法則や論理だけを精緻にした世界で捉えるのではなく、かといって精神世界だけのスピリチャルな面で捉えるのではなく、誰も書いていない中間の文体で書いたと言っています。
このあたりのバランスを持っているのが、誰でもない田原真人さんです。

もちろん、Zoomオンライン学習の実践者としてデジタルファシリテーターとしての場の作り方や、個の創造性が生まれる曖昧な場と、その創造性を形あるもの表出する場、この二つを繋ぐ構造的なコミュニティのフレームなども解説しており、極めて実践的に動き出すための本になっています。

是非、この『出現する参加型社会』を読んで、語り合いましょう!!


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