墓の向きはどんな決まりがあるのだろうか?

良いとされる墓石の向きは、東・南・東南。一番良いとされているのは東南。逆に好ましくないとされる方角は、北西・南西・北東。北西向きにお墓の入り口を設けると火事になったり病気になったりと不幸を招くとされている。南西向きは怪我や自殺。北東向きは夫婦別居や急死などの災いが起こるとされているらしい。

しかしここで疑問。誰に起こるんだ?子孫?それとも墓石で眠っている死者?な訳ないか。子孫だろうな。

方角や向きを気にするというのは古代中国の占星術などから来ている。
特別な決まりはないが、お墓は東向きか南向きが良いという説は存在するらしい。
東向きが良いとされる理由は、浄土系の仏教では「西方浄土」という言葉があり、仏様は西方にいて、西に向かって拝むにはお墓は東向きにあるべきだという考えから来ているらしい。
西向きが良いとされる理由は、故人が仏様の方角を向くようお墓は西向きのほうが良いという説もあり、解釈によってさまざまみたい。
また、南向きというのは大陸文化の影響を受けた考え方と言われているらしい。大陸文化とは、中国において「王者南面」といい、宇宙の中心とされる北極星の方位である北は上座とされているらしい。この考え方に影響を受けて上座に墓を建てたのかもしれない。

結論:
お墓を建てる向きや方角に特別な決まりはない。

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