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オリジナル

なんか、クローンみたい。と
自分をやめたくなったことが何度とある。


0歳で幼児洗礼を受けた生粋のクリスチャン
3歳から10年間、アトリエでものづくりの基礎を学び
6歳からは6年間、剣道で忍耐と努力を鍛え
同時に週末は教会学校で勉強する。
13歳からは6年間、吹奏楽部でチームワークを磨く。

同じ幼稚園、同じ小学校、中学校
もれなく受験をするのも同じ高校。

7人兄弟上から5番目の道筋は
常に真新しさのない我が家的規定ルート。
行く場所、出会う人には僕のデータは漏洩済みで
既出の情報をキャッチした上で再現する作業。

手のかからない子、と言われることにも慣れながら
時たま目を盗んでは問題を起こしていた。

たまにネジが外れて期待を損ねる性質は
1歳の頃には頭角を表していたらしい。
それでも印象と器用さでそれなりに生きていた。

オリジナルな自分になりたい。

いつからだろう
そんなことを考えるようになったのは。
きっと13歳、中学生生活が幕を開けた頃に
思いついていたのかもしれない。

といっても親や上の兄弟の目も手足も届く範囲で
自分らしさを実現するのは簡単ではなくて
ああでもこうでもない気持ちで日々を過ごすのは
今考えても楽しそうには見えない。

17歳の秋には一度回線を全てぶっちぎって
強引ではあるものの新たな生活を始めた。

十人十色、という言葉の通り
7人の兄弟姉妹とは同じように生きたって
同じようにならないこと、わかってたはずなのに
違うことをして生きることを僕は選んだ。

違う大学、違う仕事、違う生活拠点
僕を知らない人と出会えること。

なんだか全てが新鮮で、嬉しかった。
今までの僕を知らずとも
期待してくれる人がいることがありがたかった。

そんな10代の終わりがけに
20代を頭からつま先まで染めるような出会いが
夢を語れに導いてくれたのである。

夢を語れとの出会いは
新たな自分との出会い。

夢を語ることは自分が自分であるための手段
生きるを楽しむためのヒントをたくさんくれた。

悩み苦しむこと、涙を流すこと、失敗すること
うまくいかなくても楽しめたらいい。
日々前向きに生きるその瞬間が最高に美しい。


-親の期待に応えるのが人生でしょうか。
いいえ。
自分が望む生き方を貫くことこそ、
理解に時間がかかっても
親が一番嬉しい生き方なのではないかな。

-他と違おうとするのが個性でしょうか。
いいえ。
同じようにやろうとしても同じようにはいかない
そのズレに個性が光って見えるのではないだろうか。
意図してやらなくてもちゃんと個性はある。

いつか同じような生き方をする人に出会った時に
僕は自分なりに楽しむ背中を見せたい

いつか平凡さに悩む人に出会った時に
僕は平凡でないその人の良さを見つけたい

いつかまた自分の不甲斐なさに淘汰されそうな時に
今この気持ちを綴ったnoteを読み返そう


いつか動けなくなる日が来るまで僕は生きるし
せっかく生きるなら自分の言葉で行いで歩みたい。

生きることの楽しさに出会ってしまった
夢を語れに出会ってしまったことは
この先いつになっても色褪せることなく
僕を動かし続けてくれるだろう。


夢を語れと出会ったのは偶然
今関わり続けているのは必然

この先はどんな出会いをするのか
楽しみに今日も新しい一日を生きたい。


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こんにちは。 夢を語れ京都代表のてるです。
ユメカタリレーブログが2年ぶりに再開しました〜!
まずは夢を語れとの出会いについて
2年前と同じテーマでバトンを回します。

一人ひとりが当たり前に違う夢を語れとの出会いを
ぜひ楽しんで知ってもらえたら嬉しいです。


僕は、何度もこのテーマでブログ書いてるので
事実関係については別でシェアしておきますので
時間ある時にご覧ください。
今回は当時の脳内を生い立ちも交えて綴ってみました。

夢を語れって頭ぶっ飛んだハッピー野郎が
集まってできているイメージもありそうですが
そうでもない人もおるんですよ。


知らんけど

さて、次のバトンは
現在Yume Wo Katare Okinawaの代表を務める
トラキチにパスします!

彼の夢を語れとの出会いは僕も耳にしたことがないので
楽しみにしてます〜!よろしくねー!

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