IT下請け社長が感じるコロナ前とコロナ後

コロナ明けしてからもう2年くらい経つのかな。
すっかり色んなことが元に戻った感じがする。

それでも元に戻っていないことがあると思っている。
1つはリモートワークが市民権を得たこと。
2つ目はリモートミーティングが当たり前になったこと。
3つ目は未経験者・微経験者にとって転職が難しくなったこと。

1つ目は良い面が多いと個人的には思っている。でもデメリットもあるから、これはバランスが必要だと思っている。

2つ目も良い面が多い。コロナ前だと相手先に行ったりする時間が惜しかった。ただ、個人的には相手との人間関係が出来るまでは直接会った方がコスパ良いと思っている。

3つ目が一番、困る。
コロナ前は人手不足感が蔓延していたから、どんな人物(言い過ぎか)でも転職しやすかった。兎に角、人が足りないからドンドン採用して、ドンドン現場に出してた。現場で育てれば良い、そんな感じだ。

で、コロナになって分かったんだ。皆、リモートワークに切り替えて仕事を進めていた。未経験者や微経験者はリモートワークだと、そんなに振れる仕事がない。マニュアルや資料、読んどいて、みたいなタスクが割り振られる。もしくは簡単な資料作りか。
指示・指導する方も難しかった。近くに居ないから、やりづらいんだ。
そうなると未経験者たちが大して働かなくても、仕事は進む。そう、彼らを置き去りにして進むわけだ。

で、円高やコロナで痛手を負った企業がどうなるか。想像に容易い。
今、未経験者たちにとって逆風だと思ってる。

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