春休み応援メール3月24日

おはようございます、黒木です。公文の春休み終了まであと2日!もう自粛生活も飽きた感でいっぱいですね。昨日は最後の宿題交換では、お子さん自身がいらっしゃるおうちも多く、解放的な空気を感じます。学習に関しては、コロナ同様にいい感じでここまでを持ちこたえられました。今日は学習のソフトランディングを考えていきましょう。

コロナがピークカットなら、公文は学習習慣の維持です。部活やお稽古ごとなどで、公文の宿題がおざなりになっていた人にとっても、今回ばかりはプリントが日常の主役級に格が上がりました。この期間は体力に余裕があった分、気分良く学習が進んだと思います。この感触を質だとすると、量は枚数です。どちらもよい状態でしたね。こんなことは二度とないと思います。明後日から元の生活へと徐々に移行していきます。戻りきるまでに、この質と量のバランスをそれぞれどのくらいに調整するのを考えることが、ソフトランディングのポイントです。あの時はたくさんやれたね、進んだね、というただの昔ばなしにしてしまうのは惜しいです。部活やお稽古と心地よいバランスを築けるよう、この期間の感触を頼りに時間の調整を考えてみてくださいね。

二つ目のポイントは、LINEの活用です。しばらくは会話も制限されます。音読や九九のチェックは、おうちでする方が安全です。幸い、音読をボイスメッセージで送ってもらうやり方は好評でした。記録に残ることで、質も量も同時に確保できます。これは、会話の制限が解けた後でも続けられるとよいと思います。

 三つ目のポイントは、自習のありようです。今回は心配したよりもずっと安定していました。算数の新しい課題も、なんだかんだ言いながらも一人でやってのけたケースがほとんどでした。おうちの方のフォローにも助けられましたが、子ども自身の自習能力や理解力はかなり高かったようです。「わからない」のではなく、ただ「自信がない」だけす。この自信のなさをどうフォローしていくか、これが教室としての次の課題であることを改めて感じました。ここをカバーすることで、宿題のありようも変わります。
子どもが、「今日は新しいことを宿題でやるんだ♪」と張り切ってくれたら素敵ですよね。次の教室に「先生、あれ一人で出来たんだよ(自分はすごいんだよ)!」と言いながら入ってきてくれたら最高です。これは、ソフトランディングというより、さらに良くするための考え方です。わからない、という言葉の本質を探ることで、ヘタに手を出して能力を伸ばしそこなうことを避けられます。

概して、大変だったけどそれだけの良かったこともたくさんあった休校生活でした。自由奔放にはじけちゃう前に、ソフトランディングしましょうね。

では今日も楽しい1日を!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?