見出し画像

宮永 博史『幸運と不運には法則がある』(講談社+α新書、2012年)を読みました。

理科大のMOTの先生による幸福論。最近のビジネスのケースを多数用いながらそれを幸福論に解釈するのは新鮮でした。幸田露伴の幸福論;惜福・分福・植福は初めて知りました。『幸福論』は国語か日本史で文字情報として知っていましたが…


本書より…

ある年の元旦のこと。いつもの何倍もの重さの新聞を配り続けていた石橋さんは、ある家の郵便受けに「新聞屋さんへ」と置かれたお年玉袋を見つけたのです。なかには一〇〇円が入っていた。家に帰った石橋さんは、早速この話を母親にすると、こんなふうに諭されました。「おまえは今、人にお金をもらって喜んでいるよ。おまえはもらう人ではなく、あげる人になりなさい」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?