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はじめに『2021年のアニメ論』

アニメは素晴らしいコンテンツだ。

アニメの世界は、僕たちの住む世界とは違う法則で構築されている。いわばアニメを見ることは、もう1つの世界を追体験することに等しい。100作品のアニメを見たのであれば、100の世界を体験したということになるのだ。これが教養に繋がらないわけがない。

変化が激しい現代社会において、教養は必須ツールといえる。教養を身につけることができれば、重大な選択肢に遭遇した時に、自分にとって最適な選択肢を選び取ることができるだろう。

そして教養を深めるには、様々な世界や視点を得ることが重要だ。そういった意味でもアニメは素晴らしいコンテンツといえる。しかし、ただアニメを見ているだけではもったいない。アニメを見る際の視点によって、得られるものが異なるからだ。1つのアニメを100人が視聴したとしたら、100個の視点が存在することになる。そしてそれぞれの視点で得られる世界も異なってくる。だとすれば、アニメについて語り合うことは非常に意味のあることなのではないだろうか。


本書では2021年に放送・上映されたアニメについて、僕の視点で眺めたものを文字にしてみた。ただ感想を書くだけではない。各作品のビジネスモデルや、当時の世界状況についても取り上げている。2021年のアニメから、今後のアニメ業界、世界動向の流れを予想するスタイルだ。また、ネタバレを記載しないようにしたので、2021年のアニメを視聴していない人でも読める。

僕の視点から見た世界『2021年のアニメ論』を、ぜひ最後まで読んでみてほしい。

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