![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80023668/rectangle_large_type_2_6b251349966f3303c443f48f1e2bbb11.jpeg?width=800)
コラム②:ソシャゲに侵略されるアニメ業界
『ゾンビランドサガ』や『ウマ娘』のように、ソーシャルゲーム(以下、ソシャゲ)の制作を目的にしたアニメオリジナル作品が注目され始めている。
もちろん今までも、ソシャゲを前提にしたアニメは数多く制作されてきた。しかし、ここ最近のソシャゲ前提のアニメは一味違う。従来のソシャゲ前提のアニメは、利益を出すためにアニメ制作に力を入れないケースが多かった。『ラブライブ!』もぶっちゃけ、クオリティが特別高いとは言えなかったはずだ。
しかし、『ウマ娘』も『ゾンビランドサガ』も、アニメ単体としてのクオリティが十分すぎるほど高い。その証拠に『ウマ娘』や『ゾンビランドサガ』はTVアニメ1期が放送されてからすぐに、ソシャゲを公開「していない」のだ。アニメオリジナル作品には2クール以上の尺が必要であることを考慮しているのだろう。ソシャゲをすぐに公開しないことでアニメ制作の自由度を高め、アニメのクオリティを高く保っているのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?