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新しい占いの九星気学

比較的ポピュラーではある九星気学ですが、実はそんなに古いものではありません

江戸時代に寺島良安さまが書かれた占いの書物に和漢三才図絵というものがありますが、そこには九星気学についての記載がありません。

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つまり江戸時代の時点にはなかったということが分かるわけです。

また、やり方という部分でも、中国式の方法と日本式の方法でも違います。
中国式では男女で結果が変わりますが、日本式では男女共に同じ結果です。

中途半端な男女平等が入ると当たるも八卦などと言われて困りものだと思います。

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一体どの様な経緯があって今の占いになったのでしょうか。

明治時代に園田真次郎さまが新たに生み出したのが今の九星気学です。

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風水や遁甲を調べ上げ、比較的分かりやすいものを選び出し、そこに五行の要素を加えたことで方位の良し悪しや運勢の良し悪しを導き出せる様にしたものです。

明治時代に確立したものですから、たまに占いのインチキ本で古い占いだと記載されていたりします。そういうところから、この本は信用に値するのかと調べていく目を養わないといけないなと思いますね。

たしかに難しいところは外していますから取っ付きやすいのは事実です。初学者で東洋系の占いがやりたいという人は占い学習の導入としてチャレンジするのはありかもしれませんね。

五行だったりと占いにおいては、根っこにあたる理論もたくさんあります。そのような部分を学ぶことで多くの占いを理解することができ、見えない力の補完としてロジックでの対応も可能になります。
そのようなことに関心のある方はぜひ一緒に学びませんか。


これからも良い記事を書いていきます。