米と占い
日本では古くから神様からの贈り物として、米は大切に扱われてきました。単なる主食としての食べ物以上の存在と言えるでしょう。
神聖な食べ物でもありますから、占いに使われるケースもありました。
高知県のいざなぎ流では米占というものがあります。
どのような方法かというと、まずは、十二粒のお米を用意します。(太陰暦で閏月のある場合は十三粒です)
次は大きめの鍋でお湯を沸かします。
十二粒の米を鍋に投入します。別に食べるためではありません。十二粒を食べてもあまりお腹は満たされませんし。
そうしたら、そのお湯をかき回します。
渦というものを見ればわかると思いますが、科学的に考えれば、かき回せばものは中央に集まります。今回のお米も中央に集まってくるのが普通なのです。
しかし、計算通りにいかないことなんて、世の中いくらでもあると思います。おかしなことも起こります。
見えない世界はもっと不思議なことが起こるわけです。
かき混ぜたのに米が中央ではなく、例えば北側に集まっていたらどうでしょう。
北で何か起こったかを確認してみると何かがあったということが分かったりするわけです。
他のお米の占い方法としては、ある程度の量のお米をお盆に落として、何度かお盆を振ると、お盆の上で米が模様のように見えてきますね。
その模様で判断したりとかすることもあります。
身近な食べ物であるお米も占いができたりするわけです。単なる手順だけでなく、今回で言えばいざなぎ流で実際に行われているなど、背景も知ることで説得力というものが増すでしょう。
わたしの講座では占いも教えていますが、背景だって理論も徹底することで、周りから怪しまれないスピリチュアルを普及させたいと思っています。
興味のある方はぜひ、占いも一緒に勉強しましょう。
これからも良い記事を書いていきます。