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アフラマズダと善悪

ゾロアスター教では神アフラマズダが生まれた際に、悪魔であるアンラマンユも生まれました。

アンラマンユは悪の道に走ってしまい、アフラマズダが善を選択したことで、善と悪が世の中にあるとされています。

アフラマズダは活力や希望などのエネルギーに満ち溢れ、天使や精霊を生み出しました。
そこから、大地や植物、動物、人間が創られ、最後に創ったのは火です。
ゾロアスター教で火が神聖とされているのはそのためです。

創造された天使にも階級があり、上級のものを不滅の聖性という意味のアムシャスプンタと言いますが、そのリーダー的の天使がスプンタマンユです。

ゾロアスター教なんて現代日本にはあまり馴染みがないという声もあるかもしれませんが、大いに馴染みがあります。
アフラマズダという言葉から気付いた方もいるかもしれませんが、仏教にも影響を及ぼしました。
仏教の守護神である阿修羅というのはアフラマズダのことです。

日本においてもとても重要な存在ということですね。

一見無関係と思いつつも、色々なところでつながっているのが、見えない世界の面白いところです。
善悪や阿修羅など、とても身近な存在と言えるでしょう。
見えない力を改めてしっかり磨いていきたい方はぜひ一緒に頑張りましょう。


これからも良い記事を書いていきます。