憑依というもの
取り憑かれるなんてこともあります。
狸や猫がとりついているというくらいなら、そこまで不安でもありませんが、地縛霊とか水子霊が取り憑いているというのは嫌な気がしますね。
座敷童子のように良いものが取り付いた家は良いのでしょう。
問題は怖い守り神が住み着いてしまった憑きものと呼ばれる家は悲惨です。
トウビョウという霊蛇がいますが、災いがあるので、処理することもできないし、何代にも渡って、その家で飼い続けなければなりません。
この蛇は、家の者が誰かを恨んだりすると行動を起こしてくれるので一見メリットにも思えますが、それと同時に家の人々にも悪影響をもたらします。
ガマも祟りを起こしますが、当初はくすぐられる程度で済みますが、耳や目をダメにした挙句、最後はガマの姿のまま絶命させられるという恐ろしい攻撃をしてきます。
昔は、悪いことを行ったものが取り憑かれるというケースが多かったのですが、最近は行いに関わらず取り憑かれるケースが増えています。
見えないものが軽んじられた上に、心に隙ができてしまったということなのかもしれません。
千葉の大隆寺の祖龍という人は天狗に取り憑かれました。
博識だったことで周りにマウントを取っていたのが良くなかったのでしょう。
徐々に鼻が長くなってしまったと言います。
お経を口に押し込み強く祈って天狗を追い出し、その後も7日間途切れることなく祈り続け元に戻ったそうです。
本人はその間のことをほとんど覚えておらず、眠っていたように感じていたそうです。
もはや別人だったわけですね。
最近は見えない力の弱体化から防御力が落ちてしまっているのも事実です。
見えなかったとしてもそのことについて知って、対抗措置を考えていくことが大切です。
皆さまもぜひ一緒に頑張りましょう。
これからも良い記事を書いていきます。