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五芒星とヴィーナス

五芒星は魔法陣に使われることが時折あります。

キリスト教では五芒星を悪魔召喚なんて言われたりもしますが、一神教というのは違う神様を全部悪魔にしようしますから、全てが悪魔用というわけでもありません。
たとえば、ポセイドンの三叉の槍は悪魔の槍にされてしまいましたし、老賢女のとんがり帽子は魔女の帽子にされてしまいました。

たとえば、言霊にもそういうのが現れています。
悪魔崇拝をpaganと言いますが、これの語源はラテン語のpaganusですから、単に田舎の人というだけです。

宗教支配の届かない田舎の人々というだけで、悪魔崇拝者にしてしまうのですから、酷いものです。
田舎の村であるvillageに住む人はならず者を意味するvillainですから、とんだ差別と言えるでしょう。

五芒星もキリスト教の及ばない田舎で、金星を崇拝していたことから、生まれたシンボルです。

地上から見たときに、金星は8年周期で同じところに戻ってきますが、それは8年かけて五芒星を作っているということです。

その軌道の美しさのために、美の神としての特別な星として位置付けられました。
その美しさにあやかって、その半分の4年ごとにオリンピックがありますし、それだけヴィーナスは大切な女神だったということです。

あろうことか、デマによって大切な神様を壊していく勢力がいるというのが日本人には理解しにくいのですが、日本の歴史においても多く大切な見えない世界は壊されてきました。
見えない世界は身近であるにも関わらず、存在しないように扱っているのも大きな問題です。
せっかく重要な影響を持つわけですから、興味のある人はぜひ一緒に学びましょう。


これからも良い記事を書いていきます。