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神と妖怪
妖怪のせいなんて、言われたりしますが、そもそも妖怪とは何なのでしょうか。
それを知るには、まず神について知らなければなりません。
彼らは零落した神だからです。
このカミという言葉は、姿を隠すというカクレミというのが語源です。
決してクマノミではありません。
姿を隠すと言っても、どこに隠すのか。
今までもこのブログ全体のテーマでもある自然に身を隠すのです。
海だったり山だったり、森だったり。
そういうところと融合して、神は姿を隠します。
しかし、中には姿を隠せずに飛び出してくる不届き者がいるわけです。
それが妖怪です。
妖怪という字もそれを物語っています。
夭という字は惑わすという意味です。ワザワイと読みますしね。
夭いの女という字が妖です。
怪という字は心も土にあるという成り立ちですね。
妖怪ですから、超自然的な存在ということです。
死を迎えて、土に還るべき魂が鎮められることもなく、隠れずに飛び出してくるということです。
とはいっても、中々見れたものではありません。
そして、人間は怖いものを観念の中にとどめておくことが出来ません。
変な現象や、異形なものを目撃すれば妖怪になってしまうのです。
カクレミというくらいですから、よほどのことが無ければ神様を目撃することはありません。
見えないことについて知らなければ神も妖怪も区別が出来ませんから、きちんと学んでいくことが大切です。
見えない世界について幅広く、そして深く学んでいこうと思う方は一緒に頑張りましょう。
これからも良い記事を書いていきます。