果報は寝て待て
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命運を高めるということで気の圧力について説明してきました。
気の圧力を高める方法について、セルフイメージをあげるアクションや、特定の方角に進むことについて解説したり、御百度参りの有効性についても説明しました。
どちらかというと、動に関わるものを説明してきました。中国古典の易経でも
”吉凶動より生ずる”
と言われていて、動は重要です。
しかし、陰陽論で考えれば陽である動に対して、陰である静というものが存在します。
静というのは、この場合は寝るということです。
いくら動より効果が薄いとはいえ、1日の３割近くは眠りに使っていますから、これを有効化すれば、膨大な時間を命運を高めるために使うことができます。
実際、中国では座位といって静の部分も重視しています。
基本的には、頭を東、足を西に向けて眠ることが重要です。
ただし、頭が部屋の中心から見てどこにあるかで効果が変わります。寝具が部屋の真ん中にあって、頭を東向きして寝ていれば、頭は部屋の中心から見て東にあると言えます。
逆に、頭が東向きだったとしても、寝具が部屋の端にあれば、頭の位置は部屋の中心から見ると北東か南東になるでしょう。
どれが良いかというのは、結構難しいところで、これらは、人によりけりで相性のようなものに左右されます。
10日くらい試してみると、効果が出てくるので、寝る場所を色々変えて実験してみてください。お昼寝が終わったばかりの小さい子が、すぐに別の場所でスヤスヤと寝ているのが、完璧です。小さい子はそういう感覚が分かるので、向きや場所を調整してうまく眠っているのです。
良い向き、良い頭の位置を見つけて気の圧力を高め、運勢を上げていきましょう。
気などの世界は身近なところでも重要です。もっと本格的に学んでいきたい方は一緒に頑張りましょう。
これからも良い記事を書いていきます。