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ポエという占い

可愛らしい二つの勾玉のようなものを使って行う占いがあります。

片側だけが丸まっている形ですけれど、これを投げたときの落ちた向きで吉凶を判断するという単純な占いです。

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中国の占いです。つまり、そこの哲学ですから、この占いには陰と陽で物事を表す陰陽論が絡みます。

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ポエを投げて、落ちた時に、平らな面が上になった場合は、陽を意味します。
反対に、丸い面が上になった場合は、陰を意味します。

実際の占い方法としては、まず、ポエを二つとも一緒に投げます

一つが陰で、一つが陽の場合は、陰陽が揃いますから、良い結果と言えます。
二つとも陽の場合は、あまり良くありません。神様が取り合ってくれないということです。
二つとも陰の場合は、悪いです。神様が怒っているということです。

この占いは世界的に見ても珍しい特徴があります。
都合の良い結果が出るまで何度もやり直すことができます

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なので、この占いをやる人は何度も投げます。

もちろん闇雲に投げるのではなく、神様と交渉するのです。1回目の結果が良くなかったとしても、努力をもっと重ねますと念じた上で2回目を投げるのです。
そうやって努力の姿勢を見せていきます。
ただ結果を知るだけでなく、何を努力すれば結果が出るのかというプロセスが分かるのも便利ですね。

世の中にも多様な占いの方法があって面白いですね。陰陽論が絡んできますが、このような哲学が多くの占いの中で使われています。
そのような背景も一緒に学ぶことで、中身の分かる占いができるようになります。
わたしは中身が見えるように理論を徹底していく方針なので、そういうことも合わせて知りたい人はぜひ一緒に学びましょう。


これからも良い記事を書いていきます。