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セルフあかすりは、○○に注意!

あかすり。

サウナやスーパー銭湯に行くと、あかすりが行われていることが多々ある。家の近くのサウナでは、30分3900円だったと思う。

調べると、ニューウイングも30分4000円なので、このあたりが相場なのだろう。


元々節約家だった僕は、あかすりを体験したことはない。あかすりの案内ポスターを見る度に、「気持ち良いんだろうな」と思っていた。「とりあえず、自分でやってみるか」と思い、

あかすり セルフ で、検索してみた。

あかすりというのは、身体をあかすりタオルで擦って、身体の垢を落とす行為だ。

垢というのは、身体を爪でかくと灰色の垢をこすり取ることが出来る。この垢の存在に気付いたのは、何歳だっただろうか。父親から、風呂場で教えてもらったような記憶がある。

ちなみに、小学校で習う力太郎。力太郎は、ずっと風呂に入っていなかった、じじばばの垢を集めて出来たのが、力太郎である。

当時、垢の存在を知っていた僕は、「なんて汚い野郎なんだ」と思い、授業中、終始気持ち悪い感じが残っていた。


あかすりは、お風呂に入って身体を温め、皮膚をふやかしてから、あかすりタオルで擦る。イメージ通りだが、あかすりタオルは濡らしてからしっかし絞る、石鹸を使わないというのは、調べなければ分からなかった。

次に、あかすり 100均 で検索。

予想通り、100円ショップにあかすりタオルが売っている。タオルタイプと、グローブタイプがあった。あかすりと言えば、おばちゃんが両手にグローブタイプをはめて、おっさんお背中を擦っているイメージがある。

サウナに行く前に、100円ショップに寄り、グローブタイプのあかすりタオルを購入。早速、セルフあかすりを実践した。

サウナを3セット入った後、再度お風呂で身体を温めて、洗い場へ。

あかすりグローブを右手にはめ、左肩から擦る。右手で擦れる上半身を擦った後に、左手に変えて擦る。

初めてなので、どれくらい擦っていいかわからない。優し目に擦り始めて、徐々に力を入れる。ネットでは、「気持ち悪い程に垢が落ちる」と書いてあったが、そこまで垢は出ない。

しかし、おしりを擦り始めると、今まで見たこと無いほどの垢が擦り取れた。「うわ、気持ち悪い」と同時に「でも、気持ち良い」

文字だけ見ると矛盾しているのだが、気持ち悪いものが、身体から落ちていくのは気持ち良いのだ。

足からもたくさん垢が出てきた。足は垢が溜まりやすいのであろう。おしりは、皮膚が分厚いので、力を入れて擦れるからだと思う。

一通り全身を終え、肌を触ってみる。確かにあかすり前よりもツルツルしており、気持ちが良くなった。


ちなみに、肌はデリケートなので、擦るのはNGというのは、よく言われている。僕もその考えなので、身体はタオルを使わずに、手で洗っている。さらに行くと、タモリさんのように、シャンプー石鹸も使わずに、お湯だけが一番良いという話もある。

あかすりというのは、正反対の行為であり、果たして身体に良いのか分からないが、今回とりあえずやってみた。


あかすりは頻繁に行うと肌を痛める、やっても一週間に1回位を目安に、と書いてあった。

そして、一週間後、再度サウナへあかすりタオルを持って行った。流れは全く同じである。

2回目なので、力加減も分かっている。垢をこすり落とすのが楽しくなり、前回よりも力を入れて擦った。その分前回よりも垢が落ちた。

もちろん肌はツルツル。入浴後、館内着に着替え漫画を読んでいると、すねがなんだか光っている。すねが光るなんて初めてだ。

そんな初体験を味わっていると、なんだか別の違和感が…。

乳首が落ち着かないのである。ヒリヒリして痛い、まではいかないが、乳首にメンソールを塗られているような感じがずっとすている。

「あれ、ゴシゴシし過ぎて乳首痛めたかな」「マラソンで、シャツがこすれて、乳首から血が出ることもあるもんな」と思い、周りの目を気にしながら、こっそり乳首を確認した。見た目に違和感は無い。

いずれ収まるかと思ったが、乳首のメンソール感が無くなることは無かった。そして、一晩経っても乳首にはメンソールがしっかり塗られたままだ。

自分であかすりする際は、乳首を避けることを強くお勧めする。

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