見出し画像

オークス(優駿牝馬) アプローチ

明日はいよいよオークスとなります。
本命がまだ決まっていないのであれば要点をまとめていますので是非参考に。
本命が決まっているよという方も精査の為に確認必須の内容です。
今回からは新たに比較しやすいように今回の出走馬のデータも加えてみました。

【全体データ】

過去10年の3着以内のデータ


全体データをパッと見たところでは大外が不利ではありそうな事。ディープ産駒が強い事、そして桜花賞組の成績が良いことがあげられそうです。


今回の出走馬データ


コチラが今回の出走馬となります。
これから紹介するデータで最も当てはまる馬を見つけ出し、本命を決めましょう。

【枠順】


過去10年間の3着以内のデータを見たところ大外の8枠が不利に感じましたが、実際のところどうなのか枠順ごとの成績データを見てみましょう。


過去10年の枠順別成績


このように過去10年での勝利馬は1.2.5.7枠からしか出ていないものとなります。
大外の8枠に関しては勝利がない以上に複勝率も頭数から考えて少ないでしょう。不利になる部分は大きいのでは無いかと感じています。
また、6枠からは勝利馬どころか馬券に絡んだ馬が過去10年ではないというのは意外な結果です。
枠から狙うのであれば過去10年に勝利馬が出ている1.2.5.7枠からが狙い目になるでしょう。


【馬体重】


3歳牝馬ということもあり、特段な大型馬の出走は少ないですが、それでも馬体重はとても重要なファクターの一つです。
では、実際にデータを見ていきたいと思います。


過去10年の馬体重別成績


400キロ台中盤からがボリュームゾーンとなっていますが、そうした中で460~479キロは過去10年で6頭もの勝利馬を出しており、複勝率でも31.8%と優秀です。その他から見ても優秀なデータです。
馬体重では460~479キロを目安に狙っていきたいと思います。


【血統面】


過去10年のデータを見たところディープ産駒の成績が東京2400mということで成績もよく実際に4頭の勝馬を出しています。

過去10年の種牡馬上位10頭

このようにディープ産駒が強いこともわかるのですが、出走頭数を考えると良い物とも言いづらいでしょう。
その他は少しばらつきがありまなのでここは母父のデータを参考にしてみたいと考えます。

過去10年の母父上位10(系統別)

母父の系統別の成績を見て頂きたいと思います。
このように上位2頭はノーザンダンサー系、ヌレイエフ系とまとめられている物になっており、ヨーロッパ系のスタミナが求められているように感じています。ヌレイエフもノーザンダンサー系に分類されています。

東京の芝2400mは3歳牝馬には長いレースですのでこのようにスタミナの適性が求められるように感じます。
2017年ではソウルスターリングとモズカッチャンが1.2着となりましたが、同馬に関しては父もヨーロッパの系統となっています。
種牡馬だけでなく母父等、牝系からスタミナのある血統があるかどうかに着目してみましょう。

【脚質及び通過順】


過去10年の3着以内のデータでも逃げて勝利をした馬はいません。
また先行勢の成績もよくは無いと思います。実際に前走の脚質や通過順をデータで見ていきたいと思います。

過去10年の前走脚質別成績

前走の脚質データから見て取れるように前走で逃げ、先行をしている馬に関しては勝馬が出ていない状況となっています。逃げに関しては出走頭数も少ないですが馬券にすら絡めていない状況となっています。
中団からの競馬をした馬に関しては圧倒的な勝利数となっており、前走の上りタイムにも注目です。
実際に上りタイムごとの成績は以下の通りになっています。

前走の上りタイム別成績

具体的な中団の判断は前走の1角、そして4角の位置づけで判断してみたいと思います。


前走1角の通過順成績
前走4角の通過順成績

前走で1角の時点で前から5番手以内になると勝馬がいません。勝馬は1角で6番手からようやく勝馬が出てくることになっていました。
前走の4角時点で4番手からようやく勝馬が出てくることになります。このように前走前につけている馬には厳しい戦いが強いられそうです。

よって前走からは中団で競馬をしている事、前走の1角では6番手以下、そして4角では4番手以下からという点に注目です。

【前走レース】


前走のレースからは桜花賞が優秀なように見えました。実際に過去の馬が前走どのレースを使ってから来ているかを見てみましょう。

前走レースごとの成績上位10

このように前走桜花賞からは過去7頭の勝ち馬を出しています。ただし、当然ココを使ってから来る馬は多いので実際に勝馬となっている過去7頭は桜花賞で何着だったかを見ていきます。

前走桜花賞の着順別成績

前走桜花賞を使ってから勝利した馬は桜花賞で1~3着、つまり桜花賞で馬券内になったかどうかが判別のポイントになりそうです。もちろんこれは勝馬に限るものですが、単勝のねらい目では桜花賞を使い、なおかつ馬券内になっていることに注目できます。

またそのほかのレースでは忘れな草賞が優秀です。リステッドに上がってることで画像では分かれてしまっていますが、全11頭で馬券内に入った馬は3頭、そして2頭の勝馬を出しています。
勝馬を絞る際にはこの2レースを使っているかに注目したいと思います。

【総括】


ポイントをまとめると以下の6点です。

①枠は1.2.5.7枠
②馬体重は460~479キロ
③血統では父、母父のスタミナ適正を重視
④前の馬が不利。前走中団から運んでいる馬
⑤前走桜花賞を使っている場合は馬券に絡めていることが重要
⑥前走忘れな草賞は頭数のわりに勝ち上がり率が良い

個人的には③④が重要視されるのではないかと感じています。
G1では1番人気の負けが続いている状況ですのでここでも大きな馬券が誕生する可能性があります。
各ポイントから本命を決めて勝てるように頑張っていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?