池袋クラシックカメラ博と12mmの世界
2023年5月20日(土)、後輩af君と池袋クラシックカメラ博に行ってきた。
昨年と同様、昭和レトロな世界展が同時に開催されていた。
昨年はランボルギーニカウンタックやミウラ、トヨタ2000GTが展示されていて活況を呈していたことを思い出す。
今年はポルシェ911カレラRSとロータスヨーロッパS1が展示されていた。そして今回は、後輩af君がポルシェとロータスを12mmで撮影してみませんか、という有難い提案をしてくれた。
クラシックカメラ博の方は、幸か不幸か特に購入欲を強く掻き立てるものがなく、散財することはなかった。
貸してもらったのは、Voigtländer ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 SLというニコンFマウントのレンズで、ニコンの1眼レフをミラーアップして使用するタイプのものだ。
EOS Rに装着すると派手なマゼンタかぶりが出ると思われたので、SIGMA fpに装着した。写真にあるように、レンズのカメラボディの間に、Fマウント→L39アダプター、L39→ライカMアダプター、ライカM→ライカSLアダプターと3つのマウントアダプターを使用して装着している。
SIGMA fpではマゼンタかぶりは出ないものの、周辺減光はかなりのものである。それ以上にものすごい広い画角、じゃじゃ馬どころか暴れん坊といった感じである。
正面から撮影する。ほとんど何の車かわからない状態。
車内もくまなく写せる。
何だか可愛く見える…。
このレンズは2016年9月に一度使わせてもらったことがあることを思い出した。
カメラはライカM6、フィルムはRVP100だ。
あまりに広く写るので、この時も、このレンズはどういう用途で使用するのかと思ったものだ。
夜は四谷三丁目の行きつけのイタリアンに行く予定で、それまで撮影がてらお茶することにし、東京芸術劇場に向かう。
ここは以前、キヤノンF-1にNewFD20-35mmF3.5Lで撮影したことがある。20mmでもかなり広く撮影できるが、12mmは異次元だ…。
このレンズで東京の街を歩きながら、駅や建物の中、いろんなところを撮影すると、少しは面白い写真が撮影できるかもしれない。
カメラ / レンズ:SIGMA fp / Voigtländer ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 SL、(レンズの写真はCANON Powershot G5X)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?