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熊野旅行(旅行前~1日目)

旅行前

2022年9月15日(木)~17日(土)に、家族旅行をしてきた。家族旅行は2年ぶりで、前回は2020年9月、コロナ禍の中、越境しないで旅行しようということで奥多摩に1泊で出かけた。

昨年は、脳梗塞で入院する羽目となり、当初は旅行ができるようになるのかどうかもわからなったが、リハビリによる驚異の回復力?で、普通に生活できるようになった。入院中はどこか遠くに行きたいと思いながら窓の外を眺めていた。

今回の家族旅行は、フリーバカンスという5日間の連続休暇を取得できる制度を使った。管理職になって以来、一昨年までは仕事上、5日間の連続休暇を取ることができず、事実上はバラバラに1日ずつ取得するのが常であった。しかし昨年病気をしたこともあり、元気なうちに家族旅行に行くことが大事だと思って、今回は会議など任せられるものは任せて、連続休暇を取ることにした。

長男は24歳、長女は21歳にもなるので、もう親と旅行になんか行きたくないのかなと思っていたが、声をかけてみると二人とも来るという。問題は行き先であった。各自行きたいところが異なるため、毎晩とは言わないが、家族会議で行き先について話し合っていた。結果としては、熊野古道に行こう、ということでまとまった。熊野古道に行くといっても、ガチで歩くというのではなく、レンタカーを使った観光である。

コロナ禍でレンタカー屋さんが車の台数を減らしたので、飛行機や電車が取れてもレンタカーがないというニュースが結構流れていたので、焦って予約をしたのだった。

家族の誰かがコロナに感染してしまえば旅行は中止になってしまうという心配があったが、何事もなく当日を迎えたのだった。

1日目

約2年ぶりの飛行機はB737-800、満席であった。平日にこんなに南紀白浜に行く人っているのか、と思いながら、かつて自分も出張で行っていたことを思い出していた。一度、カナダ人の女性を連れて南紀白浜に出張したことがあった。生の魚を食べない方だったので、夕食が結構辛かったことを思い出していた。その時は南紀白浜まで来て刺身を食べられない夕食は拷問だと思ったものだ…。

日産レンタカーが用意していた車はNOTE e-POWERという車であった。走行はすべて電気、エンジンは発電のみというやつである。一度乗ってみたいとは思っていた。

結構カッコイイ

串本まで快調に車を走らせた。「アクセルオフでなめらかに減速。ワンペダル感覚の走行が楽しめる。」と謳っているが、アクセルオフ時の減速が結構強く、微妙なコントロールが求められると感じた。まあ慣れなのだろうが、もう少し減速具合を緩く調整できるといいのだが…。でも走行自体は電気のみで走るというのは結構快適であった。

串本

串本には一度出張で来たことがある。手帳をひっくり返してみると、2000年8月24日で、串本リハビリテーションセンターの眼科で仕事であった。一泊であったが、観光などしている時間はなく、有名な橋杭岩も見ていない。

橋杭岩

橋杭岩は、ものすごい風と波しぶきであった。台風のせいなのか、数十メートル先の波しぶきが細かい飛沫となって飛んでくる。奇怪な風景と相まって、自然の激しさを感じる。三脚を立てて家族写真を撮るも髪の毛がボサボサだ。

道の駅くしもと橋杭岩で、限定のソフトクリーム、キンカンソフトというのが売っていたのでオーダーする。すぐ溶けるので急いで食べてくださいと言われ渡された。

キンカンソフト

写真を見てもわかる通り、かなり溶けている。急いで食べ始めたが、ものすごい勢いで溶け始めたのだった。しかも風がすごいため、溶けたソフトクリームが風に乗って飛んでいくという結構悲惨な状況となった。食べ終わった時には手がキンカンソフトになっていた…。

道の駅くしもと橋杭岩の2Fに展示されていたポスター
iPhoneでパノラマ撮影

天気がいいと、また別の景色なのだろう。今日の宿泊地である太地町に向かう。

太地町

太地町といえば、くじらやイルカの追い込み漁で有名だ。

親子鯨のモニュメント

太地くじら浜公園に到着する。宿泊するホテルも公園内にある。
くじらの博物館は閉館時間間近だったので入らなかった。野球好きな長男は、なぜか太地町にある落合博満野球記念館に行きたかったようだが、この2年ほど休館しているらしい。

捕鯨船 第一京丸

公園内に展示されている捕鯨船、第一京丸を見る。

スクリュー

陸に上がった船を見ていると、なぜか以前見た第五福竜丸を思い出した…。

カメラ:EOS R, レンズ:RF35mm F1.8 IS STM, Voigtländer COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SL II N ASPHERICAL
iPhone SE3

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