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長野県と兵庫県での講演を終えて

どうも、テルえもんです。

7月22日は長野県、8月4日は兵庫県で3Dものづくりに関する講演依頼を受けて行ってきました。どちらも久しぶりの90分講演。オンラインセミナーですと、30分くらい、長くても1時間での講演が多かったため、90分は長く感じましたが、話している私の方は、あっという間でしたね。聞いている方は大変だったかもしれませんが。。。

どちらの講演もリアルとオンラインのハイブリットで行われました。リアルだけの場合ですと、プロジェクターに映ったスクリーンにレーザーポインターで説明をし、会場に居る人の反応を見ながら説明すれば良いのですが、オンラインのハイブリットとなると、画面共有したパソコンで線を引いて説明するようにしています。

ツールとして、パワーポイントで資料は作りますが、それをPDFに変換しMicrosoft Edgeで開いて、ペンツールなどを使って説明をしています。

さて、講演内容ですが、3Dデジタルものづくりについてという内容で、3DCADからCAE、CAM、RP(3Dプリンタ)、CAT/RE(3Dスキャナ)、Viewer/DMU、PDQまでの3Dデータ活用の概要から基本的な使い方、メリットなどについて話しをさせていただきました。また、安価に使用できる「Fusion 360」についても紹介をして、これまで私が活動をしてきていて感じていることなどを伝えさせていただきました。

3Dデータを活用したモノづくりを行おうとした場合、ネックとなるのが費用面かと思います。一般的に百万円以上しますので、中小企業にとっては、中々、導入に踏み出すことができないことが多いかと思います。そこで良いソフトとして見つけたのが、年間6万円程度、使用できるFusion360でした。これであれば中小企業でも導入でき、3Dモノづくりができ、QCD向上や高付加値なモノづくり、提案型企業への変革など進めていけると思い、自分で教えられるようなって、活動してきているという経緯があります。

正直、講演で話している内容は、最近のトレンドを話ししていますが、基本は10年以上前から行っていることと変わってはいなく、聴講している方々に、どれだけ有益な情報を提供しているか不安な部分もありますが、講演後に個別に名刺交換してくださって、質問や感想をいただけるのは嬉しいですね。興味を持っていただけたと、ホッとします。

聴講者の全員に満足してもらえる内容というのは難しいので、参加した数名の方でも良いので、良いキッカケとなってもらえればと思って講師業をしています。特に技術系の話しは参加される方のレベルがバラバラなので難しいですよね。今回は入門レベルとして、できるだけ分かりやすく、初心者でも分かる内容で話しを進めていきました。

長野県、兵庫県ともに、県の工業技術センターを会場に行われたのですが、整備されている設備を見学させていただきましたが、ハイエンドな3Dプリンタが複数あり、他にも3Dスキャナや解析ソフトなど保有していましたね。

兵庫県立工業技術センター 3Dプリンター

企業が3Dモノづくりを行おうとした際に、いきなり全てのツールを導入することは難しいので、はじめは公的施設などを利用しながら、徐々に慣れていき、相談しながら導入を進めていくのが良いのかなと思っていまして、企業様にも利用することを進めていました。何か3Dツールの導入や技術的な面で、お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。

久しぶりのリアル講演が続きましたが、やっぱり、現地に行って、そこの方々と実際に話しをして交流できるのが楽しいですね。そこの地域と空気を吸って、街並みを歩くことで色々と得られるものが多くあります。

オンラインも便利ですが、やっぱりリアルに現地に行くというのも大切にしていきたいと思います!地元の美味しい物を食べたいのが一番の理由だったりして!笑

noteを最後まで読んで頂き有難うございます。 東北の岩手県北上市で3DCAD/CAM/CAE、3Dプリンタ、3Dスキャナ、リバースエンジニアリング等、ものづくりエンジニアの育成、企業のサポートをしています。地方創生・地域活性化に取り組んでいます。よろしくお願い致します。