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忘れることも大事?

どうも、テルえもんです。

イギリスの経済学者で有名な「ジョン・メイナード・ケインズ」の名言に、「この世で一番むずかしいのは、新しい考えを受け入れることではなく、
古い考えを忘れることだ。」
があります。

新しいことに取り組むにあたり、これまでの経験が邪魔をしてしまうというのはあるのかなと思います。

私は普段、3D CADを教える仕事をしている中で、2D CADを経験している人ほど、中々、操作習得が上手くいかないケースがあります。

これまで長年、使用してきたツールの使い方と新しいツールの使い方に戸惑ってしまい、習得が遅れてしまうことがあります。

逆に、全くの素人の方が操作習得は早いということもあります。

もちろん、3D CADが出来ることが設計ができることではないので、2D CADで設計を経験している人が、3D CADを習得することで、最終的な効率化にはつながりますが、最初のスタート時は遅れが出ることがあります。

中々、2D CADで設計をしていたときのことを忘れることができずに、新しいツールである3D CADの習得ができないケースがあります。

ケインズ氏の言う通り、新しい考えるのが難しいのではなく、古い考えを忘れることが難しいというのは納得する部分もあります。

もちろん、古い考え、覚えたことを全て忘れてしまうことは問題ですが、古い経験に囚われすぎるのも良くないんだと思います。

中々、これまでの経験を手放すというのは簡単なことではないですが、新しいことに取り組むのに必要な部分を「アップデート」してくことが必要なんだろうと思います。

私も知らず知らずのうちに、これまでの考えに固執しすぎて、新しいことに取り組めていないところがあるかもしれないので、忘れる!切り替える!アップデートする!を心掛けて、新しいことにチャレンジしたり、情報を収集していきたいと思います。否定から入るのではなく、肯定から!!

皆さんは、忘れたくない過去や忘れたい過去があるかな?


noteを最後まで読んで頂き有難うございます。 東北の岩手県北上市で3DCAD/CAM/CAE、3Dプリンタ、3Dスキャナ、リバースエンジニアリング等、ものづくりエンジニアの育成、企業のサポートをしています。地方創生・地域活性化に取り組んでいます。よろしくお願い致します。