【詩】 光の樹の枝葉

あの枝の先には大空と流れる雲

その下には大海原と魚たち

あの枝の先には大地と獣たち

その隣には山々と鳥たちの唄

あの枝の先には平和があり

あの枝の先には争いがある

あの枝の先には何かの始まりがあり

あの枝の先には何かの中間があり

あの枝の先には何かの終わりがある

あの枝の先には宗教があり

時が経つにつれて枝分かれして

その先の枝々には数々の宗派がある

あの枝の先には音楽があり

時が経つにつれ枝分かれして

その先の枝々には

祈りがあり

マントラがあり

讃美歌があり

クラッシックがあり

民謡があり

ブルースがあり

ジャズがあり

ロックがあり

流行歌があり

ヒップポップがあり

トランスミュージックがあり

世界中の民族音楽がある

あの枝の先には物語があり

時が経つにつれて枝分かれして

その先の枝々には

神話があり

聖書があり

聖典があり

詩があり

民話があり

文学があり

漫画があり

電子書籍がある

その枝の先にはきみが居て

その隣の枝にはぼくが居る

きみとぼくが逢う時は

互いに枝の根元を辿る

そこには棲む町の枝葉

日本の国の枝葉

地球の枝葉

今度は幹に近付いてみる

途中には

太陽の枝葉

月の枝葉

天の川と数多の星雲の枝葉

思い切って幹まで来ると

意識のエネルギーの河

煌めく星の如く

彩る虹の如く

絶え間なく歓喜を携えて　

生き物のように流れて往く

ぼくらは光の樹の枝葉

もう138億年生きた大木だ

宇宙の土からたっぷりのエネルギーが

甘露（アムリタ）の天恵（アメ）の如く

降り注ぎ

すくすく　すくすく　伸びて往く

最後まで読んでくれてありがとう😊

ぼくらは宇宙の中の小さな細胞で

生きているだけで、存在しているだけで

宇宙に影響を与え、役に立っている✨

特に産まれて来た使命など感じていなくても

瞬間瞬間、この宇宙を味わい、

顕われとして出てきた他者や対象物と交わり

何かを産み出して、

新たに宇宙を創造するのに貢献している🌈

産み出すものは

とっても微細な

思考だったり、

言葉だったり、

ちょっとずつ粗雑になって

行動になったり、

物質化したり、

あるいは出来事として、具現化したりする✨

それらすべてのものは精霊となり、

たとえ生物でないとしても、しっかりと生きている。

ぼくらはそうやって、

宇宙を少しずつ、創っている創造主だ🌈

そんな風に賑やかに、多様化していき、

ドンドン違うものが増えていくのですが、

ぼくらが本当に愛おしくて止まないのは

他者や対象物との交わりの深い深い奥の方で感じている

“繋がっている”という意識🍃

ぼくらは“ひとつのエネルギー”で、“みんなでひとつ”という閃きなのかな✨

瞬間瞬間の小さな小さな出逢いに気付いていきたいな🌈

この詩はマガジン“いのりのおと”に入ります。

貴重なお時間、ありがとうございました😊

また是非、覗きに来てくださいね🍃