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部活の思い出

おはようございます。僕が野球をしていた時代に(ヘビーローテンション事件)があり、これについて、言います。

僕が中学三年生の時でした。三年生の春、中学の部活では最後のリーグ戦が開催されました。市ではナンバーワンという実績だったので当然自信がありました。

顧問の先生は本当に厳しく、廊下で会うのが怯えるくらい、練習の日に何かやらかしたら当然何があるかわからないくらい、怖い先生でした。

そんな先生の元で厳しい練習を超え、さあ、いざ最後のリーグ戦(絶対に優勝するぞ!)とみんなで声をかけ、一致団結して試合に臨みました。

しかし、その試合はいつも勝っていたチームに負けてしまいました、厳しい練習に耐えてきたはずなのに、その日はミスや打てないな様々な要因があり負けてしまいました。

試合が終わり邪悪な雰囲気漂う顧問の先生のところに駆けつけ絶対に雷が落ちるミーティングが始まりました。

レギュラーメンバーはもちろん先頭へ、その中に私はいました。まず最初の第一声(おい。お前ら正座しろ)ああ、やっぱりかと思い正座をしました。そして雷は落ちました。ただただ僕らは正座をして長時間その話を聞いていました。

言葉の嵐が僕たちを襲い、皆きつい顔をしながら、誰もふざける事がない、いつも笑顔のメンバーはその日はまるで人生のどん底に落ちたかのような顔をしていました。(もう、きつい)そう思っていながら聞いていたその時。

(I want you〜♫ I want you!〜♫ I need you〜 I need you〜!♪ )と着信の音が流れました。(誰だよ、、携帯持ってきたやつ、、)そう思っていたら顧問の先生がいきなりポケットから携帯を取り出し、図太い低い声で(もしもし。〇〇です。お疲れ様です。)と言いました。僕はその時思いました。(絶対にみんなの顔は見てはいけない、、)(何も考えるな)ですがあまりにもの出来事でついついメンバーの方を見ていましたすると一人と目が合ってしまいました。笑わないように眼球が飛び出るくらい目をカッピラきにして何も考えないようにしました。

電話が終わり、戻ってきたとき、顧問は言いました。(今日はもう解散。明日からしっかりやれ)解散後帰りのバスでは負けたことを忘れるくらい平和に終わりました。

今では笑い話の一つになっています。


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