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||Tableau|| 作成したグラフをPPT資料に貼り付けるとき

この記事はTableau ver2022.1.10を使用したものです。

最近、社内の会議や報告会の場でTableauにより可視化されたグラフを用いて説明をしているシーンをよく見かけるようになりました。Tableauのダッシュボードを見せながらフィルターを使って説明する…というよりは、Tableauで作ったグラフや表をパワーポイント(PPT)に貼り付けて資料にしていることが多く、私自身もそのように用いることは少なくないです。

その際に、作成したTableauのシートをそのままスクリーンショットしてパワーポイントに貼り付けると軸のタイトルやラベルの数字、文字が小さくなってしまい読み取りにくくなってしまう経験があったので、そんなときに、少しの工夫で資料の出来栄えが変わるため備忘録的にまとめました。

試しに「書式設定>フォント>シートタブ」を選択し、ワークシート内で任意のフォントサイズ(11)とフォントカラー(黒)を設定してみます。※フォントカラーはデフォルトでやや薄い黒になっているため、漆黒を選択することをおすすめします。

①まずは、このシートをそのままスクリーンショットしてパワーポイントに貼り付けたものがこちらです。

見えないことはないが、フォントサイズもう少し大きい方が見やすい


②次にダッシュボードを作り、ダッシュボードサイズは「幅1000px x 高さ600px」程度に設定(お好みで調整ください)します。そして、任意のグラフを選択して表示すると、フォントサイズを維持したままダッシュボードサイズが小さくなるため相対的にフォントが大きく反映されます。

ダッシュボードサイズの設定

実際にシート上のグラフをそのままスクリーンショットしてパワポに貼り付けた場合と、ダッシュボード上でスクリーンショットした場合とで比較してみると違いが分かります。双方ともフォントサイズは同じですが、ダッシュボード自体を小さめに設定したので、ppt貼り付け後に拡大できる幅が増え結果同じ程度の大きさのグラフにした際にフォントサイズで差がでます。

ワークシートをスクリーンショットしてppt上に貼り付け後拡大
ダッシュボード上でスクリーンショットしてppt上に貼り付け後拡大

このように、一旦小さめのダッシュボードにグラフを挿入した後、ppt上で拡大することで、例えば元のTableauワークブックのフォントサイズを変更したくないときでも、ダッシュボードサイズを調整すれば容易にパワーポイント用の見やすいグラフに修正できます。

※Tableauの機能として「ワークシート>コピーまたはエクスポート>イメージ」からもイメージキャプチャや画像保存ができますが、フォントサイズ的にはシートをそのままスクリーンショットしたものと変わりません。


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