栃木県高校野球 2024年夏 1回戦全試合とシード校の紹介
2024年高校野球、夏の栃木大会の1回戦の対戦カードの見どころとシード校の紹介を簡単に行います。
観戦の参考になれば嬉しいです。
Xにも投稿できるように、1試合は140文字以内に収めています。
1日に3試合ずつ公開していきます。毎日チェックしてください。
1. 高根沢 vs 小山南
高根沢はエースで3番の阿部隼人が中心の選手。失点が多いことが課題だが、打線は得点力があり、打ち合いに持ち込みたい。
小山南は栃木のドクターK八木橋凌真に注目。夏の奪三振数はいかに。元気の良いマネージャーの激励の声も戦力になっている。
八木橋vs高根沢打線が楽しみだ。
2. 那須拓陽 vs 小山
那須拓陽は打撃のチーム。俊足・村松陸が出塁し、4番の大型選手・舟山創大で返す形を作って得点を重ねていきたい。
小山はエース佐々木遼の投に、伊藤響らの守備力で守り勝つ野球をしたい。
打撃と守りのチームの対決となる。
3. 足利 vs 那須清峰
足利は小和田朝陽と静井悠守の両投手が粘り強く抑えて勝つ野球をする。夏大も両エースがしっかり抑えていきたい。
那須清峰は現チームで公式戦未勝利。課題の得点力不足を河越瑞季らの打撃で解消したい。足利の投手をどう攻略するのか注目だ。
4. 宇都宮短大附属vs 小山北桜
宇都宮短大附属は春季大会で文星を苦しめた市川莉久のピッチング、守備の連係の良い中村星哉、菊地大空らで守り勝つ野球をする。
小山北桜は失点が多いだけに、打ち合いに持ち込んで勝ちたい。打撃のキーマンは俊足の佐藤光だ。守りが特徴の宇都宮短大附属相手に足でかき回していきたい。
5. 幸福の科学 vs 佐野東
幸福の科学は西佐小兄弟(西佐小元基、西佐小太基)、ユニオールとエミールの留学生たちによる打撃が特徴。
佐野東は現チームで初の単独出場。連合で出場時に誰も投手として登板してないくらい投手不足。はたして強力な幸福の科学打線を抑えられるか。
6. 宇都宮白楊 vs 真岡工業
宇都宮白楊は春季大会・最多三塁打記録となった石﨑達也の打撃に注目。夏も長打を量産するか。
真岡工業の春季大会は、宇都宮白楊相手に9回に大逆転され敗退。1回戦からリベンジの機会を与えられた!エース橋本遥大が今度こそ抑えたい。
7. 矢板 vs 今市
矢板の公式戦は全てコールド負け。
今市は春季大会から単独出場したが、残念ながらコールド負け。
この試合は公式戦初勝利を賭けた試合になる。最後の夏大こそは両チームとも9回まで戦いたい。矢板のエース澁井涼佑、今市のエース唐木田佑が粘り強く投球し、失点を防いでいきたい。
8. 宇都宮工業 vs 今市工業・壬生・足利南
宇都宮工業はエースの小島大河、4番西田汐芦、捕手澤野有輝が順調。春季大会は早期敗退したが、本来は実力十分。ノーシード校では上位進出を狙える可能性はある。
連合はダブル福田(福田涼太、福田海斗)のバッテリーが中心選手。しっかり抑えていきたい。
9. 栃木 vs 小山西
栃木はエースで4番の須田統大が中心選手。関根惟斗投手も良い。ただ、崩れ出すと失点が止まらないところは注意したい。
小山西はエース松本堅史朗が三振を取れる左腕で良い。打線は植野海成大主将と2年生の山中悠己の主軸は勝負強い。
バランスが良い両チーム、好勝負が期待できる。
10. 宇都宮 vs 鹿沼
宇都宮はエース富久田秀悟がテンポ良く投げ込んで抑えていく。
鹿沼はエース高橋飛夕馬が中心選手で、角度のあるストレートと変化球で緩急を付けるピッチングが光る。
両チームともエースがシッカリしており、見ごたえある投手戦が期待できる。
11. 宇都宮中央 vs さくら清修
宇都宮中央、夏の大会は初出場。春は大会初勝利を挙げ校歌を響かせた。新しいチームは課題が多いが、髙橋真ノ介主将を中心にまとまって戦いたい。
さくら清修は夏の大会で初めて単独出場となる。エース小金沢哲平は連合チーム時でもエースだった。6年ぶりの夏勝利となるか。
12. 大田原 vs 足利工業
大田原は強肩で4番の大森逸平捕手が中心選手で、エース金子周を引っ張る。春季大会は宇商相手に0-3と惜敗したが、守りの良さは見せてくれた。
足利工業の打線は繋がりがある。芹澤桜輔、小池智紀の両エースが失点を最小限に抑えて戦いたい。
足工打線を大田原がどう封じるかが見もの。
13. 鹿沼東 vs 宇都宮北
鹿沼東は3番エースの武藤亘汰が中心となる。武藤ら上位打線は期待でき、秋の文星の試合では好投手の瓦井・斎藤相手に3得点を挙げた。
宇都宮北は竹之内健作や廣岡拓真、荒井優輝を中心とした打線は繋がりがある。リリーフの田代翼の力強い投球み見応えある。
14. 烏山 vs 栃木工業
烏山のエース酒井諒は昨夏、文星打線を8回まで抑える好投をした。今夏も期待。
栃工は守りの野球。エース赤羽根星楽と市野澤遼磨のバッテリー、福田瀧央や山岸大惺、荒川來紀のセンターラインがシッカリ守る。打では一発がある高久大地に注目。
両チームとも守りがしっかりしており、好試合が期待される
15. 小山高専 vs 栃木翔南
小山高専の課題は失点の多さ。床井優太と武藤結杜の両投手を中心に守備もミスを最小限に抑えて戦いたい。
栃木翔南の課題も失点の多さ。鈴木駿平投手は春季大会で無駄な与四球が多かった。まずはそこを減らしたい。
両チームともミスをいかに減らせるかだ。
16. 足利大附属 vs 栃木商業
足大は丸山遥也、川上蒼空のWエースの2人は下級生時から主力として戦ってきた。最後の大会での好投に期待したい。
栃商のエース石川文也は緩急を付けた投球で失点をしない。野手では4番羽石大翔、大型選手・小川遼が力強い打撃を見せる。
タイプの違う両エースの投げ合いが楽しみだ。
17. 鹿沼南 vs 矢板東
鹿沼南の主力は2年生の谷口征弥。エースとして試合を作り、打撃では主軸を打ち、大会で本塁打を記録したこともある。
矢板東も杉山隼斗がエースやキャッチャーを務め、主軸打順と投攻守で貢献する。
各チーム柱となる選手を頼りに一丸と戦っていきたい。
18. 黒磯南・黒羽 vs 宇都宮南
連合は小金沢哲平、和氣琢真の投手がしっかり投げていきたい。
宇南のエース斎藤健吾は的を絞らせない投球ができる。打線は俊足・大沼悠真が塁に出て、黒子太志、橋本大海ら主軸で返す形が理想。バランスの取れたチーム。佐野日大へ春のリベンジを果たすため、1回戦は勝ち上がりたい。
19. 宇都宮清陵 vs 茂木
清陵はエース鈴木琉生の出来にかかっている。大崩れせず粘投したい。
茂木は守備が良く、捕手・手塚大裕、二塁・廣瀬日和、遊撃・小池良朋の守備は安定している。打撃は100kgの巨体・薄根大空の力強い打撃に期待。
茂木相手に清陵がどこまで食い下がっていけるか。
20. 宇都宮東・真岡北陵 vs 足利清風
この連合は、連合では唯一春季大会の予選を突破した。野手はミスを抑えてエース髙田悠平を盛り立てていきたい。
足利清風はこの世代、初の単独出場。エース安藤隆仁は連合時代でも登板した実績がある。
ミスを減らした方が勝負を制する。一球一球集中して勝負だ!
21. 佐野 vs 栃木農業
佐野は部員が少ないながら明るい雰囲気で、春季大会ベスト8、春季大会でシード校となった。守りが良く、二塁・宮田光、遊撃・飯塚蕪我の二遊間が光る。
栃木農業のこの世代は公式戦未勝利。エース鯉沼颯人が春の鹿沼戦のように粘投できるかが鍵。
元シード校の意地を佐野が見せつけるか。
22. 佐野松桜 vs 鹿沼商工
佐野松桜は打撃が良く、春季大会は打って2連勝し、3回戦まで進出した。投打に貢献する藤井優太に注目。
鹿商工は打撃のチーム。打撃は1試合平均5得点以上の破壊力がある。宮原桂汰、上野景太、小林大斗、小舘蓮聖、吉原啓太、中山堅太と並ぶ打線は長打もある。
打ち合いの試合か。
23. 上三川 vs 真岡
上三川は2年生が多い発展途上のチーム。投手・遊撃を務める小林一颯、4番の和気健などの2年生が引っ張っていく。
真岡は守備が良い。エースで主軸の髙橋祐士郎は1年生時から試合に出場しており、経験豊富。投打に活躍を期待。
経験の差で真岡が押し切るか。
24. 黒磯 vs 矢板中央
黒磯はエース佐々木佑希の緩急を付けた投球が光る。
矢板中央は打線が強力。4番・市村勝也、大髙汰芽、齋藤瀧成、駒場大地など繋がりを見せる。
県北の実力校同士の戦いは楽しみだ。
<シ―ド校>
① 白鷗大足利
昆野太晴・山口幸大の両投手は栃木を代表する投手で盤石。
打線は松浦舜、杉山歩夢、八角勇羽、篠原飛羽、小野寺応助と並び切れ目がない。
守備では古内拓翔、小林翼などが光り、穴がない。
投攻守のどれも高レベルで、優勝最有力校である。
マスコットキャラ的な鴫原将大くんは個人的に好き。
② 宇都宮商業
バッテリーの山崎翔大投手と手塚碧捕手が良い。
打撃では韋駄天・浅見碧人が積極走塁でかき回し、中軸の鈴木陽翔、野中玲臣、飯村允喜で返すパターンが確立されている。
2年生投手の藤本琉衣も既に140キロに到達し、注目。
春のように私立校をなぎ倒して101年ぶりの甲子園行きを決めるか。
③ 文星芸大附属
守りの野球が特徴。
投手は堀江正太郎、吉田大和、瓦井瑠夏など投手数が豊富。
守備は大塩七波音、栗原星羽など巧守の要が堅く守る。
課題は打線。パワーヒッターが少ないが、リードオフマン小松啓人が出塁し、主軸の木伏遥斗、徳原瑛介らで繋いで得点をあげていきたい。
④ 国学院栃木
打撃が特徴のチーム。
高橋心春空、藤井悠利、椿秀太、中村健大、杉原颯太らが並ぶ打線は強力。
課題は投手力。野手があげた得点を鶴見飛龍、椿、佐々木勇成らが失点を最小限に抑えて、打ち勝っていきたい。
打ち勝っていき、2年ぶりの甲子園進出なるか。
⑤ 作新学院
エース小川哲平が中心。調整は順調だ。他投手では大塚玄喜、小池柊聖、石毛虹晴、斎藤奨真らにも期待。
打線は廣田瑠稀哉、斎藤健之介、柳沼翔、北村飛成、土井雄一郎、小川亜怜ら好打者には爆発力がある。
夏V10以降、2年連続サヨナラ負けで甲子園進出ならず。3年ぶりの甲子園に進出なるか。
⑥ 石橋
中心は4番エースの入江祥太。
山下諒太捕手、田口皐月ら守備力から試合を作り、鈴木雅明、入江、原佑太、山下らの切れ目のない打線で得点を重ねていく。
春は国栃と互角の試合を見せた強さがある。
甲子園は昨春に経験。夏の甲子園は未出場。甲子園進出を決め、聖地の応援席をオレンジに染めるか
⑦ 佐野日大
バランスの取れたチーム。
投手は福田昂ノ甫、大橋郁月、2年洲永俊輔と高レベルの投手が揃う。
野手は県内No.1スラッガー神永悠希、中沖貫太、村上泰生、須田結士、井上遥翔ら好打者が揃う。
今年も戦力が整っている。投打を上手く噛み合わせ、今年こそ2014年春ぶりの甲子園進出を決めたい。
⑧ 青藍泰斗
主将が2年生・佐川秀真であるように2年生が主体のチーム。
投手は速球派の山田蒼空と技巧派左腕の中田吏のキャラの違う2枚が良い。
野手は白土秀哉、柿沼大和、正田未來の長距離砲に、巧打者佐川などが揃っている。
葛生時代含めると34年出場なし。校名青藍泰斗では甲子園未出場。
トーナメント表
お礼
イラストはゆうくん@県営の妖精さんから頂きました
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