7/26 食べた物と豆腐ようについて
7/26(金)
れいくんが、キッズバイクの台風対策を解体?しにいくと、朝から出ていく。まだ雨が降ったり止んだりだから、家でおとなしく待つ。
お昼は、一緒に働くしんくんと、奥さんと、その赤子と「Coyote」に食べに行く。初Coyote。
チーズたっぷりタコライスは、めちゃチーズたっぷりやった。タバスコをダバダバかけて辛くして食べるのが好き。ハイカロリージャンキー飯!は、やっぱり美味い笑。れいくんの八重そばをちょっともらう。Coyoteの八重そばは汁の味薄め。肉と、薄揚げとかまぼこの間みたいなやつがトッピングされている。れいくんはコーレーグース(島唐辛子の泡盛漬け)をいっぱいかけるので、出汁の味とかよりも後味の辛さにビビる。美味しいが。
キッズバイクは明日から復活みたいなので、お昼ちょっと島内をドライブしてみる。牛がたくさんいた。丘の草を食べながらのんびりしているのをみると幸せな気持ちになる。こいつらは台風のときも外で雨風に滅多打ちにされていたのだろうか。こんなにのんびり育てられた牛の肉はさぞかし美味いのだろうなぁ〜などと話しながらさらに車を走らせる。とはいえ、小さな島なのですぐにお家に着く。
食材がなく、夜ご飯が作れないので、「ゆうな」という居酒屋さんに食べに行く。美味しいらしい!のでわくわくしながら向かう。
着いたら、しんくんが働いていて、どこにいても誰かと会うこの感じは尾道と似てるので面白かった。小浜島のほうが小さいから、尾道よりも遭遇率と、噂の広がり方は早いのだろうなぁ。内緒で会える場所なんてどこにもなさそう。
「ゆうな」のスタッフさんで20歳の男の子が、一生懸命接客してくれて、なんだかとてもほっこりした。ビールが減ってきた頃に聞かれる、「お飲み物、何か注文されますか?」「キンキンに冷やして持ってきます!☆」の初々しい感じ。若いって素晴らしい。リゾートバイトのような働き方で小浜島に来ているらしい。小浜島でリゾバ、最高だろうな。
豆腐ようについて、ちょっと説明。なぜなら、台湾にも豆腐ようにめちゃにてる「腐乳」という調味料があって、初めて豆腐ようを食べたときに「腐乳!?」ってなったから。
「豆腐よう」は沖縄の島豆腐を泡盛や麹、紅麹などに6カ月ほど漬け込んだ発酵食品。元々のルーツは琉球王朝時代に当時貿易相手だった明朝(今の中国)で「腐乳(ふにゅう)」と呼ばれていたものだった。「腐乳」が伝えられた際、琉球の高温多湿の気候は発酵食品の製造には向いていなかったため、泡盛や麹などを使って腐敗しないように工夫を凝らして作り上げられた。また、「腐乳」では使われていないアルコールにつけたり、島豆腐を使って独自の製法で作られた豆腐ようは、贅沢品で当時の王様や上流階級の人しか食べられなかった。
調べてみると、やはり、「腐乳」がルーツだった。豆腐よう、初めて食べたのは京都で、まだお酒も呑める時だったから豆腐ようをチミチミチミチミ食べながら日本酒をずっと飲んでた。めちゃ美味しくて好きだから、自作しようとしたけれど、6ヶ月も漬け込んで待てないよぉ!と諦めた。お土産にたくさん買って帰りたいが、ほんと高級品。でも作るのに半年もかかるし、味がめちゃくちゃ濃いので、パクパク食べるものでもないので高いの分かるな。
酒飲みの方は、是非「豆腐よう」を食べてみてほしい。
味は、なんだろ、ねっとりとした、チーズ…いや、なんやろ、食べてみてほしい。
店主のあっこねぇは、れいくんの覚えていて、お得にしてくれたり、アイスのサービスまでしてくれた。最近甘いものに目がないのでとても嬉しかった。ちんすこうアイス。れいくんの日頃の行いが良いのだろうなぁ、こっちに帰ってきていろんなに歓迎され、「奥さんです」なんて紹介してもらい、こんな小猿小娘がすみませんテヘ、みたいな顔で隣でニコニコしてるだけなのだが、島の人達の温かみに触れるたびに少しずつ溶けている。
お家に帰ってきて、お腹いっぱいなのに、しんくんが袋で大量にくれた「もずく」をどうしても食べてみたくて洗って食べる。塩漬けされているので、しっかり洗わないと辛いんだということがわかった。もずく美味しい。なんぼ食べても罪悪感がない。あとは寝るだけ。
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