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コンプレックスってあるじゃん?

キッチンテーブルでのパソコン作業を4日しただけで肩甲骨の下あたりが痛いので、床に膝立ちでノートの執筆に取りかかりました。どーもテリーマーモセットです。今日は「週3でノート更新」を決めた一週目の3投稿目です。三日坊主にならぬよう来週もレッツ執筆です。

さっきまで次のアート作品の案を考えてました。その中でコンプレックスの要素コンプレックスからの解放を入れてみようとなり、自分のことを思い返してました。

というのも、自分は小学5年生ぐらいから若白髪がコンプレックスになり、そこから毛のコンプレックスに陥ったのでそれを今日は書いてみようと思いました。

ちょっと膝が痛くなってきたので椅子に戻ります(ボロボロ)。

新天地でいじられる白い髪

5歳から保育園に入って、小学2年生まで福井県のとある地域で住んでいた。一つの保育所につき一つの小学校といった感じで、卒園したらそのままのメンバーが小学校にあがる。3年生から滋賀県に転校し2年間過ごして、小学5年生になった時また福井県に戻ってきたが、元いた小学校とは違うとこだった。

友達と遊べなくなるし会えなくなるので転校はなかなか辛いものだった。2回目の転校を聞いた時はふざけんなと思った。悲しみを乗り越え、やっと仲良くなった友達たちとまた離れる。またあの辛い時間を過ごさないといけないのかと。

間違いなく引っ越しはストレスだったけど、若白髪は保育園ぐらいからあったらしい。(拍車はかかったと思うけどなっ!)

5年生から過ごした小学校では、この目新しい転校生と仲良くしてくれつつも、その若白髪をからかってくる奴らがいた(今は友達)。

「本当は52さーい」と数人で揶揄う奴らを追いかけ一人ずつ適度に殴った。鬼の変わらぬ鬼ごっこ。もう言うなと忠告してもそれは何度か続いた。彼らは楽しんでいた。ムカついてこちらもちゃんと鬼をやった。ある日一番のお調子者が捕まり刑の執行中に泣きながら「ごめん」と謝った。そこからあの鬼ごっこは無くなった。

そんな奴らとは違い、その若白髪をどうか抜きたいと懇願してくる物静かな子もいて、その子には一日一本だけと誓いを交わし、カーテンにぐるぐる包まると現れるあの秘密の円錐空間で抜かせてあげていた。下半身だけ見える何とも怪しいカーテンの中の秘め事の正体だ。

お年頃

中学生になると、自分以外にも若白髪がある人がいたので少し救われていたと思う。とはいえ、コンプレックスだったので高校からは白髪染めを使った。

流行りとは困ったもので、白髪コンプレックスは拭えたが今度はクセ毛が気になる。アイロンを使い出し、ストレートパーマもあてた。

高校卒業後、流行りは変わりむしろパーマを当てる人たちが増えた。美容師の方にクセ毛を褒められると嬉しくなった。こうなると自分のコンプレックスも個性と思えるようになった。

コンプレックスには処理を

体毛も濃いめなのでそれもコンプレックスだったが、海外生活で濃くても当たり前ぐらいの感じを見てきて、コンプレックス感は薄れた。毎日じゃなくてもここぞと言う時に処理すれば嫌悪感や劣等感は軽減できると思う。ネットで自分のコンプレックスを検索すれば同じような境遇・思いの人を見つけることができる。それも一つだと思う。仲間を見つけることで自分だけと思うことを減らせる。またそのアイデンティティをむしろ美しく表現している人を見ることで励まされ、気持ちは楽になると思う。

なんで自分はと思う気持ちは分かるけど、若白髪で悩んでいるならまず自分はダルメシアンだぐらいに思って、そこからできる対処を探したり考えたり、栄養を摂取して内側から変えてみるとか、最終染めるとかやってみよう。効かなかったら効かなかっただ。ダルメシアンなんだから。年を重ねれば周りもそうなる、友達たちが白髪が生えて老いを感じると話している時、あなたはそれを老いだとは感じず何だか微笑ましくなる日が来るだろう。とりあえずここに一人、同じ思いを感じて育ったダルメシアンがいると伝わったなら嬉しく思う。名前はマーモセットだけどね。

ではまた水曜日

【作品紹介】理想や社会とのギャップを形にしたArconシリーズ 2022/03/18



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