#155 マルチポテンシャライトの話。

 昨日の中途半端な記事の続きです。

 興味を持つものがころころ変わったり、何目指してるのって言われたり。そんな経験したことある人いると思います。

 僕は「将来は何になりたい?」って質問が苦手でした。なんとなく「教師」って答えていたけど、なりたいわけでもなく。今思うとむしろなりたくなかったのかも。

 そんな僕の興味は結構変わる。最近だとカメラ、作曲、YouTube、DIY、読書、スマブラetc...。

 同居人にはいつもなにかにハマったら「ねぇねぇ!これさ!」って話しています。その度にまた言ってるよ的な反応をされるんですが懲りずに話しています。

 そんな僕みたいな性格の人のことを「マルチポテンシャライト」って言うんだって。

 僕はこの性格がこんな名前で呼ばれていて、意外とたくさんいるってこの本で知った。

 専門的な分野を持って、その分野に没頭して手に職をつけなきゃいけないと思っていた僕の考えはいい意味で覆された。覆されてくれた。

 僕が最近感じたマルチポテンシャライトの特性の一つを話したいと思う。「進研ゼミでやったとこだ!」的な感覚になったんだよね。

 マルチポテンシャライトの人は初めてやるものややったことないことに対しての抵抗感が薄いらしい。人にはよると思うけど。

 これはいろんなものに興味が移る特徴が故に「初心者」の経験を多く積んで、新しいことに対してハードルが下がるんだって。

 「わからないからやらない」じゃなくて「わからないからとりあえずやってみる」ができるって特性があるみたい。

 それが最近、僕の身にも起こったんだよね。

 仕事で初めましての人が僕の働く支店に来てた。かなりベテランの保育コンサルらしい。いつもいるコンサルはPCとケンカばっかりしてるw話を聞いてると初めて来たその人はなんでもやってみる人らしい。

 今度やる研修の資料を作るために打ち合わせに来ていたその人が、どうやら目の前で困っていた。

 研修の資料で使う図を作りたかったみたい。

 「できるかわかんないですけど僕作ってみましょうか?」 

 なんか口に出てた。さぞ喜ばれたけど、実際ノープラン。それでもやってみっかって感じでイメージを聞いてwordを開いてみた。

 なんとか形にして見せてみた。めっちゃ喜んでた。またもやオーダー。「その図をもっとわかりやすくこうしてほしい。」と。

 wordじゃできないなぁと思いながらもひらめいた。ああしてこうして...。できた!

 見せてみた。

 とてつもなく喜ばれた。使ってくれるらしい。え。めっちゃ嬉しい。

 そんな難しいことはしてなくて、やってみればそんなことかって思われるかもしれないけど、それでも「わからないからやらない」と思われていたことを「わからないけどやってみる」僕によって活きた。

 そんな僕の性格の一部。マルチポテンシャライト。

 これからも発信していこうと思う。

 僕と同じ人たちも輝ける社会へ。

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