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#80 「YouTubeなのにラジオ」って意外と需要あると思っています。

 YouTubeがみんなの生活の一部になっていて、コロナの状況下でおうちにいる時間が増えて、垂れ流しでYoutubeを流して、ながら作業をしている方も多いと思います。僕もその一人です。

 好きなYouTuberの動画を画面も見ずにラジオ感覚で聞くことがめっちゃ増えました。もはや画面見てない。盛り上がりを感じたところでちょっと戻って確認するだけで、あとは他の作業の傍ら聞いているだけです。それどころかラジオを聞き始めています。僕と同じような人少なくないんじゃないかなぁ。

 映画を一本まるまる集中して見終えることも難しくなっていると言う記事が出るほどなので、人は短期集中型にシフトしているんだと思います。もしかしたらもともと短期集中の方が得意なのかも?

 そうなった時に聴覚しか必要としないラジオって強いですよね。いや、むしろ聴覚のみを占有できるラジオ。強いと思います。ながらで何かをしたい人にとって視覚、触覚などを同時に占有しないのはぴったりなコンテンツだと思います。

 そんな自分の流行と気分と好きと、時代のニーズ、特性を掛け合わせてYouTubeでラジオを投稿するということになったのです。

「ラジオ用のアプリもあるからそっちで投稿したら?」

 一理あります。でも僕がそうしない理由もあります。

 ラジオ専用アプリに集まる人たちは、ラジオが好きな人たちです。裏を返すとラジオが好きな人しかそれを使いません。となると分母が圧倒的に減ります。その分コアなファンがつきそうに思えますが、ラジオ専用のアプリのユーザーは聞き慣れている分だけ耳が肥えています。つまりそれなりにクオリティーが高いものを提供し続けなければファンはつきません。

 そしてラジオ専用アプリにラジオをアップしている人たちもラジオのクオリティーが高い人たちです。

 そんな激戦区で素人の手前味噌なラジオでは到底太刀打ちできません。

 YouTubeはどのような人が集まっているかというと、動画を見慣れている人たちです。つまりラジオ慣れしていない人たちです。

 一見動画を見る媒体のYouTubeでラジオをアップすることは的外れなように思えますが、もはやYouTubeは動画を見るだけのコンテンツではなくなっていると思います。検索したり、勉強したり、BGMを探したりと色々な用途が出てきています。コンテンツの分母が多いが故ですね。

 そしてYouTube側から動画をおすすめされるんですよね。それがインプレッションを獲得するチャンスを生み出してくれるんです。だからこそさまざまな人にヒットするようにYouTubeにラジオをアップするんです。

 さほど興味がなかった人にも到達するので、コアなファンよりも専門的なものを求められないので、ハードルが下がってくれてクリエイターとしても嬉しいところです。

 ということでYouTubeでラジオを投稿し続けると思います。皆さんのラフなラジオも聞いてみたいな。もしおすすめのラジオがあったらコメントで教えてください!


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