CSSだいたい覚えたのでSASSをインストールしてみる
仕事でCSSいじるにも関わらずCSSなんとなく苦手マンです。
個人開発やチーム開発でたまーにフロントエンド担当するので、構造的にやりやすいとの噂のSassをインストールしてみます。
Sassとは
Syntactically Awesome StyleSheet略してSassです。読み方はサスもしくはサースです。
なんとなく前者で呼んでます。
CSSを応用的に扱えるメタ言語(他言語を扱う言語)という位置づけです。
なんかすごいCSSくらいに覚えておけばいいんじゃないでしょうか。
なぜSassか
ページ数が多くなったり要素やデザインが複雑になると途端にめんどくさくなるのがCSSの管理。
CSSだとこんな感じでどんどん縦に増えていく記述が
.sass {
color: red;
}
.sass p {
font-size: 20px;
}
こんな風に入れ子にできます。構造的に把握しやすいですね。
.sass {
color: red;
p {
font-size: 20px;
}
}
コード参考:Sassを導入してみよう
ネストした記述ができるため視覚的に構造を把握しやすい。
定義したセットは使い回せる
とにかく再利用できるので便利で、さらに変数を扱えたり四則演算できたり関数も扱えたりしてしまう模様。
Sassのインストール
そんな便利そうなSassですが敬遠していた理由がこのインストール。
インストールしなきゃ使えないのでめんどくさくて触らないという選択肢も当然あるとおもいます。
以下はReactやTypeScript使うと想定してnpmやyarn等パッケージマネージャーがインストールされているという体でサクサク進めます。
そういった想定の仮想環境が準備されているEnvaderを使用します。
環境構築
まずはnpmの初期化です。-yオプションを付けるとすべての選択肢でyesと答えてサクサク進みます。
npm init -y
package.jsonファイルが作成されます。
依存関係やコンパイル出力先ディレクトリの設定を記述するファイルです。
インストール
開発環境で使うと思うので--save-devを指定してnode-sassをインストール。
npm install node-sass --save-dev
package.jsonに以下の設定を記述(追加)してscssファイルをコンパイルできるようにします。test~は消して構いません。
"scripts": {
"compile:sass": "node-sass sass/main.scss css/style.css"
}
sassディレクトリ配下のmain.scssをcssディレクトリ配下のstyle.cssにコンパイルする感じです。
まてまてscssって何?
sass記法ってのもあるようですが余り使ってるのを見たことありません。最初に紹介したネストする書き方もscss記法です。
コンパイル
npm run compile:sass
CSSファイルにコンパイルされます。
学んだこと
* SassとはなんかすごいCSSだよ
* コンパイルするとCSSとして出力されるよ
* Sassのインストール方法
実際に開発で何回か使ってみて使い方に慣れていこうと思います。
参考資料
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