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白饅頭日誌:2024年11月の終わりの散文

 風が頬を刺す。呼吸のたび鼻腔がひりつく。

 咳をしながら行き交う人びと。

 消防車のサイレンがかすかに聴こえる。

 青空が遠く、風にあおられてちぎれた雲がいっそう白く輝く。

 冬の訪れ。

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4,326字
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