白饅頭日誌：2024年8月の終わりの散文

　オリンピック、世界同時株安、地震パニック、大規模停電、台風——さまざまなイベントが世の中であっという間に「消費」され、８月が過ぎ去っていった。

白饅頭日誌：8月30日「人生は複利で回せ！」

　中古車流通業「BUDDICA（バディカ）」の創業者であり著述家・インフルエンサーでもある中野優作さんのポスト。

　近頃はこれをしみじみと感じます。

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白饅頭日誌：8月29日「小学生が高齢者に賠償させられる時代」

　ネットをざわつかせていたニュースがあった。

白饅頭日誌：8月28日「お気持ち優先社会はAIによって終焉する」

　７月に行われた都知事選において、当落を争う重要候補——とまではいかなかったものの、SNS上で大きな注目と支持を集めていた候補者のひとりがエンジニアで起業家で小説家でもある安野貴博氏だった。

　選挙期間中にも断続的に追加・更新される公約や、最新のIT技術・AI技術を駆使した選挙戦略は若い層を中心に大きな注目を集め、マスメディアの露出がほとんどなかったいわゆる「泡沫候補」としては異例の得票数を得て

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白饅頭日誌：8月27日「取り残される氷河期世代」

　バブル崩壊後の1990年代後半から2000年代にかけて社会に出た、いわゆる「就職氷河期世代」が、ここ最近の業界各社で行われている賃上げラッシュの恩恵からも外れてしまっているという残念な統計データが示され、まさにこの世代がアクティブなユーザーの多くを占めているペケッターランドでも悲痛な嘆きが漏れ聞こえていた。

白饅頭日誌：8月26日「体験格差の時代」

　なんとも息をのむドキュメンタリーを目の当たりにした。

白饅頭日誌：8月25日「なぜ学校の先生は危機的な人手不足なのか？」

　小学校教諭として働いているとあるXアカウントが「率直な心境」を吐露したところ、すさまじい炎上騒動になってしまっていた。

白饅頭日誌：8月24日「最近の『SNSっぽい話題』に思うこと」

　先日の記事でも触れたこちらの騒動も含め、近頃のSNSはとにかく「危うい」にひと言に尽きるように思います。

　なにが「危うい」のかというと、過去にはそれを気安く触れた場合には最悪の場合は人死が出てしまっていたような、本当の意味で「ヤバい」ジャンルの話題を、少しのシリアスさもないカジュアルな放談として、あっけらかんと書いている人があまりに多いことです。

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白饅頭日誌：8月23日「ポスト根性論の時代」

　先日閉幕したパリオリンピックで世界中の大きな関心を寄せたのは、日本人スケートボード選手たちの活躍であった。

　スケートボードが公道はいうまでもなく、多くの公共空間で厳重に禁止されている日本でなぜこうも「スケートボード大国」なのか――その矛盾めいた光景はいま世界中から議論の的になっている。

白饅頭日誌：8月22日「弱さこそ強さ？　脆弱性こそ道徳性？」

　大きな共感と称賛を集めていたこちらの意見について。

　言いたいことはよくわかるし、そう言いたくなる気持ちもわかる。

　……わかるのだが、個人的にはあまり賛同できない。というのも
　

マシュマロガチ回答「自分から誘わなければだれにも誘ってもらえない人へ」

　「遊びや食事に誘っているときには周囲にだれかがいるけど、自分から誘わないかぎりはだれからも声がかからない」——いつも誘っている側の人にとって、これが気になってしまうことは珍しくないようです。

　おそらくマシュマロを送ってくださった方も同じような想いを抱えているのでしょう。そのモヤモヤ感はとてもよくわかります。

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白饅頭日誌：8月20日「思想の強いカウンセラー問題」

　なにげなくシェアしたところ、思いのほか反響が大きかったこちらの記事について、思うところをまとめておきたい。

白饅頭日誌：8月19日「女だけの街に思うこと」

　近頃はHOTな炎上ネタが多すぎて、あっという間にアテンションを失ってしまったこちらのトピックについて。

白饅頭日誌：8月18日「無敵とは無価値の別名である」

　ペケッターランドではすっかり嫌われ者になっている朝日新聞から、これまた超弩級の火柱が上がっていた。

　その火元となっていたのは、芥川賞を受賞した作家・李琴峰氏が「誹謗中傷」問題を語るインタビュー記事である。