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自己肯定感を保つ手帳・ノートの書き方

「自己肯定感を上げる」とよく聞きます。
ですが実際はなかなか上がらず、逆に下がってしまった……という方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、自己肯定感を上げるのではなく「保つ」ためにできる、簡単な手帳・ノートの書き方をお届けします。


①目標ではなくテーマを決める

せっかく目標を定めても、順風満帆にいくとは限りません。
振り返った際達成できず、自己嫌悪に陥る。これでは何のための目標設定か分かりません。

目標がプレッシャーになる場合は、「テーマ」を決めるのをおすすめします。

「なるべく笑顔でいる」「3ヵ月後にマイナス3キロやせる」といった具体的なものでなく、画像例の「自分の楽しみを味わう」といったような、抽象的な内容で構いません。

「こういうふうだといいな」程度の、自分だけの希望でよいのです。

そもそも目標は必ずしも定める必要はありません。
それよりも心地よい暮らしのための「テーマ=主題」を掲げたほうが、心が楽になります。

②ダメ出しで終わらせない

つい自分の行動や言動にダメ出しをして、頭の中でぐるぐると繰り返してしまう。
そんな方は一旦手帳やノートに書き出したほうが心の衛生を保てます。

コツはダメ出しだけで終わらせないことです。
画像例ではこのように書き出しています。

①事実を書く
②フラットに受け止める(自分を責めない、善悪で判断しない)
③なるべく前向きに締める

ただ反省やダメ出しだけをすると負のループに陥りやすくなります。
起こった出来ごとを客観的にみて、出来る範囲で前向きな捉え方をすると、自虐的な考えを止められるはずです。

③その日の「ゴール」を決めておく

完了できないTODOがあると落ち込む、ストレスが溜まる方もいるかもしれません。
そんな場合は、「これができれば今日はOK」というゴールを決めてみてはいかがでしょうか。

注:>マークは先送りの意味

画像例では、バレットジャーナルの記号にのっとり*マークをその日のゴールのTODOとしています。実際のTODOに若干手を加えたものです。

マルチタスクが日常茶飯事な方も多いでしょう。
そのなかでも優先順位があり、明日以降でも支障ないTODOもあるはずです。

目の前にある全てをこなすことが難しい日もあります。
そんな日でも、及第点のゴールは自分で設定できるのです。

おわりに…「現状維持は後退」ではない

ウォルト・ディズニーの格言「現状維持は、後退するばかりである」。
現代にも語り継がれているものの、果たして本当にそうでしょうか。

状況にもよりますが、現状維持は十分立派なことのはずです。
なぜなら「維持」しているのですから。

むやみに自己肯定感を上げようとせず、まずは下げない。
「保つ」だけでも、自分を大切にできます。

そこから進みたいという気持ちが芽生えたときに、一歩踏み出してみる。
そのとき、既に自己肯定感は過去の自分より上がっているはずです。


今後も「暮らしを照らす やさしい手帳の使い方」をお伝えしていきます。

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